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【MLB契約情報】タイガースがスコープと2年1500万ドルで契約延長

ジョナサン・スコープ内野手の話題に触れたい。以前(7月15日)の記事で彼のことに触れたので、その後の展開を紹介することにした。

 

MLB契約情報

 

少し前の話題になるが8月7日(日本時間8日)、タイガースは今季終了後に契約が終わりフリーエージェント(FA)になる予定だったジョナサン・スコープ内野手との契約を2年延長したことを発表した。

 

 

このブログでもトレード・デッドライン前に「売り手」球団になるタイガースの中で彼のことを紹介した。

 

 

29歳のスコープは、前半戦で87試合、打率.277、16本塁打、52打点、OPS.787。タイガースでの2シーズンで154試合に出場して打率.286、OPS.799と、それまでのオリオールズ6年間の通算成績を上回る数字を残している。

 

 

WBCのオランダ代表選手といえば覚えている野球ファンも多いかもしれない。オランダ領アンティルキュラソー島出身というユニークな経歴を持つ選手だ。

 

 

今季は110試合に出場して打率.289、本塁打18、出塁率.334、OPS.799。これまでのキャリアでは二塁手だったが、タイガースでは若手のウィリ・カストロの成長もあって一塁を守ることが多く、今季も78試合に一塁手で出場、二塁手としては24試合、その他、指名打者として13試合に出場している。

 

 

今回の契約は2年1500万ドルで、1年目の2022年シーズンが終了した時点でオプトアウトすることが可能な内容になっている。

 

 

タイガースのペイロールをみると通算498本塁打ミゲール・カブレラが今季3000万ドル(33億円)でダントツのトップ。この契約は2016年から23年までの8年総額2億4800万ドル(約274億円)の一部で。2位はロビー・グロスマンの500万ドル、スコープが3位の450万ドル。

 

 

このままいくと22年の年750万ドルはタイガースで2番目の高額年俸になる。メジャー9年目のスコープだが、まだ29歳でこれからが脂の乗っていく年代だ。

 

 

タイガースのアル・アビラGMはスコープについて「彼は我々のチームに加わって以来、常にプロフェッショナルで、我々がタイガースのユニフォームを着てほしいと思っているタイプの選手である」。

 

 

「彼はフィールド上で活躍しているだけでなく、若い選手が多いなかでリーダーシップも発揮している。我々は彼の貢献が今後も数年間続くことを期待しているんだ。今回の契約延長は我々が勝てるチームに戻るための大きな一歩であり、彼は大きな役割を果たしてくれると思う」と再建期のチームにあってスコープへの期待を述べた。

 

 

 

 

▽Information source

 

http://www.mlb.jp/category/news/#43664