せっかく楽しみにしていた大谷翔平の出場予定試合が延期になった。この日、大谷翔平は「2番・DH」での出場が発表されていた。
大谷登板も延期?
メジャーリーグではワシントン・ナショナルズ(ナッツ)で開幕前に新型コロナウイルスのクラスターが発生し、開幕からの4試合が延期になり、開幕戦が遅れた。
また、ヒューストン・アストロズは現在、ホゼ・アルトゥーベ、アレックス・ブレグマン、ヨルダン・アルバレス、マーティン・マルドナード、ロベル・ガルシアの主力5名が非公表の理由で故障者リスト入りしており、おそらく新型コロナに感染していることが推測される。
今日、エンゼルスが対戦予定だったミネソタ・ツインズもアンドレルトン・シモンズ遊撃手が新型コロナウイルス陽性によりチームを離脱している。
ツインズのロッコ・バルデリ監督によると、チーム内で過去2日間のうちにカイル・ガーリック外野手など選手2名、スタッフ1名の新型コロナウイルス陽性が判明しているという。ただし、シモンズとの関係はないということだ。
大谷翔平の先発登板に影響
選手達を責めるわけではない。雨が降っても試合は延期になるので、そんな感じだと思えばいいことだが、ワシントンDCやミネソタがフランチャイズのチームにクラスターが発生していることが興味深い。どちらの州も先の大統領選で民主党がとった州だからだ。
テキサス州のレンジャーズでは100%観客を入れて有料観客試合を開催していることと比べると大きな違いだ。
しかし、そんなことより大谷翔平の次回登板日が一番気になる。
MLB公式サイトによると、大谷は現地時間17日(日本時間4月17日)にブルペンで30球を投じ、ジョー・マドン監督は早ければ現地20日(同21日)のレンジャーズ戦で登板する可能性があることを示唆していた。
ところが、今回の2試合延期でツインズ戦に先発予定だったホゼ・キンターナとアレックス・カッブがそのままレンジャーズ戦にスライド登板することと予想され、大谷の登板は、さらにズレそうな感じになってきた。
レンジャーズの次は敵地のアストロズ戦で、主力のいないアストロズだと面白くない。
エンゼルス今後のスケジュール
日本時間20日(火)レンジャーズ(ホーム)
日本時間21日(水)レンジャーズ(ホーム)
日本時間22日(木)レンジャーズ(ホーム)
日本時間23日(金)アストロズ(ビジター)
日本時間24日(土)アストロズ(ビジター)
日本時間25日(日)アストロズ(ビジター)
日本時間26日(月)アストロズ(ビジター)
この間に指先のマメがしっかりと固まれば期待できそうだが、新型コロナの影響も全くないとも言えないし、不透明な状況が当分の間、続きそうだ。