MLB移籍情報
救援右腕オッタビーノらをRソックスへ放出へ
25日(日本時間26日)、ヤンキースとレッドソックスのトレードが成立した。
For just the 2nd time since 1998, a Yankees-Red Sox trade. 😯
— MLB (@MLB) January 25, 2021
RHP Adam Ottavino is shipping up to Boston, per Mark Feinsand. pic.twitter.com/4OO2g5ms8P
交換要員や金銭条件等は後日発表
ヤンキースは救援右腕アダム・オッタビーノ投手とマイナー傘下のフランク・ハーマン投手をトレードでレッドソックスへ放出した。
レッドソックスからヤンキースへ移籍する選手、金銭条件などは後日発表される。
The Ottavino trade likely paves the way for Brett Gardner's return to the Bronx now that the Yankees have created some more payroll flexibility.
— Mark Feinsand (@Feinsand) January 25, 2021
このトレードの背景をMLB.comのエグゼクティブレポーター、マーク・フェインサンドは、ヤンキースの年俸総額がぜいたく税の対象ラインに迫っており、それに柔軟性を持たせることでブレット・ガードナー外野手との再契約に向けて資金を捻出するためと報告している。
「Roster Resource」によると、ぜいたく税の対象ラインである2億1000万ドルまでヤンキースに残されている補強資金は100万ドルを切っている。そのため年俸900万ドルのアダム・オッタビーノを動かすことでその資金に余裕を持たせることができる。
背番号0のオッタビーノは19年1月にヤンキースと3年総額2700万ドルの契約を結んだ。同年はチームトップの73試合に登板し、6勝5敗、2セーブ、29ホールド、防御率1.90という好成績をマークし。
20年は24試合で2勝3敗、0セーブ、2ホールド、防御率5.89という平凡な成績だったが、変則スリークォーターから投じるスライダーは、まだまだ威力抜群だ。
補強資金に余裕のないヤンキースはトレード市場を中心に動く
ヤンキースは24日(同25日)、若手4選手とのトレードでパイレーツから先発右腕のジェイムソン・タイオンを獲得しており、この場合もトレードによる補強だった。
この一連のトレードを見てもわかるが、ヤンキースと田中将大の再契約の可能性はかなりの線で低くなったようだ。
The New York Yankees announced today that they have acquired a player to be named later or cash considerations from the Boston Red Sox in exchange for RHP Adam Ottavino and RHP Frank German.
— New York Yankees (@Yankees) January 25, 2021