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【MLB移籍情報】ヤンキースの救援右腕オッタビーノがレッドソックスへ

 

 

MLB移籍情報

 

救援右腕オッタビーノらをRソックスへ放出へ

 

25日(日本時間26日)、ヤンキースレッドソックスのトレードが成立した。

 

 

 

交換要員や金銭条件等は後日発表

 

ヤンキースは救援右腕アダム・オッタビーノ投手とマイナー傘下のフランク・ハーマン投手をトレードでレッドソックスへ放出した。

 

レッドソックスからヤンキースへ移籍する選手、金銭条件などは後日発表される。

 

 

このトレードの背景をMLB.comのエグゼクティブレポーター、マーク・フェインサンドは、ヤンキースの年俸総額がぜいたく税の対象ラインに迫っており、それに柔軟性を持たせることでブレット・ガードナー外野手との再契約に向けて資金を捻出するためと報告している。

 

「Roster Resource」によると、ぜいたく税の対象ラインである2億1000万ドルまでヤンキースに残されている補強資金は100万ドルを切っている。そのため年俸900万ドルのアダム・オッタビーノを動かすことでその資金に余裕を持たせることができる。

 

背番号0のオッタビーノは19年1月にヤンキースと3年総額2700万ドルの契約を結んだ。同年はチームトップの73試合に登板し、6勝5敗、2セーブ、29ホールド、防御率1.90という好成績をマークし。

 

20年は24試合で2勝3敗、0セーブ、2ホールド、防御率5.89という平凡な成績だったが、変則スリークォーターから投じるスライダーは、まだまだ威力抜群だ。

 

 

補強資金に余裕のないヤンキースはトレード市場を中心に動く

ヤンキースは24日(同25日)、若手4選手とのトレードでパイレーツから先発右腕のジェイムソン・タイオンを獲得しており、この場合もトレードによる補強だった。

 

この一連のトレードを見てもわかるが、ヤンキース田中将大の再契約の可能性はかなりの線で低くなったようだ。