MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

アダム・ジョーンズが日米通算2000安打到達

 

今季からNPBオリックスバッファローズに移籍した元ボルチモア・オリオールズのメジャーリーガー、アダム・ジョーンズ外野手が10日、日米通算2000安打に到達した。

 

 

35歳のジョーンズは、メジャーキャリア14年間で1939安打をマーク。

 

ボルチモアフランチャイズ・プレイヤーとしてのイメージが強いジョーンズだが、実際、オリオールズ時代の11年間に残した実績は1781安打(5位)、263本塁打(5位)、866打点(6位)、595長打(5位)で球団記録の上位に名を連ねている。

 

本塁打も282本のうちの263本がオリオールズ時代にマークしている。

 

メジャーで1823試合、1939安打、336二塁打、29三塁打、945打点、963得点、打率.277、出塁率.317、OPS.771 、WAR32.5。ゴールドグラブ賞4回(2009年、2012年 - 2014年)、MLBオールスターゲーム選出5回(2009年、2012年 - 2015年)。

 

このクラスの選手がよく日本に来日してくれたものと感じていたが、ここまでNPBで66試合、59安打、打率.253、出塁率.330、59三振、10本塁打、34打点、OPS.750。

 

オリックスとの契約内容は2年総額800万ドル+出来高。19年ダイヤモンドバックスとの契約が1年300万ドルだったので高いと感じるかもしれないが、これだけの実績のある選手が年平均400万ドル程度であることを考えるとコスパの良い選手だろう。

 

オリックス球団は彼に敬意を表してオリックス出身のイチロー氏のマリナーズファンが考え出した「イチメーター」をもじって「アダメーター(ADAMETER)」というジョーンズの通算安打数を京セラドームの試合時、ジョーンズが安打を放つたびに表示するようにしている。