ロッキーズはトレバー・ストーリー遊撃手との年俸調停を回避して複数年契約で合意した。ESPNのジェフ・パッサン記者が伝えているが、MLB.comのマーク・フェイサンドの報告では今回の合意はストーリーの残りの年俸調停期間の2年分をカバーするもので、ストーリーがフリーエージェントとなるのは2021年シーズン終了後で変わらない。
このため、フランチャイズプレイヤーのノーラン・アレナド三塁手も2021年シーズン終了後にオプトアウトが可能な契約のため、21年終了後には、場合によってはロッキーズのコアなプレイヤー2名が同時にチームを去る可能性もでてきた。
Colorado Rockies, shortstop Trevor Story agree to two-year, $27.5 million extension, report says https://t.co/vTFtwiz3rz
— CBS Sports MLB (@CBSSportsMLB) January 25, 2020
トレバー・ストーリーは、11年のMLBドラフト1巡目追補（全体45位）でロッキーズが指名。16年に開幕戦でダイヤモンドバックス先発のザック・グリンキーから2本塁打を放ち、開幕から4試合連発、開幕6試合で7本塁打という華々しいメジャーデビューを飾った。ところが、7月30日のメッツ戦で左親指の尺側側副靭帯を断裂してシーズンの残り試合を全休。それでも最終成績は打率.272、27本塁打、72打点、8盗塁、OPS.909の好成績だった。
2年目は数字を落としたが、3年目には157試合で打率.291、37本塁打、108打点、27盗塁、OPS.914と復活。昨季は、145試合に出場して打率.294、35本塁打、85打点、23盗塁、OPS.917だった。
ストーリーの20年1375万ドルはチームで5番目の高給になる。トップは3500万ドルのノーラン・アレナド。これでロッキーズの総年俸は現時点で1億6147万3000ドルになっている。
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