ロッキーズがフリーエージェント(FA)市場で注目されたクリス・ブライアントを獲得した。
メジャーリーグ移籍情報
ロッキーズと7年1億8200万ドルで合意
ブライアントの契約内容
ロッキーズとブライアントの契約は7年1億8200万ドルの長期契約。フレディ・フリーマンが残っているので、何とも言えないが、今のところロックアウト解除後では、総額で最高額だ。
ブライアントの昨シーズンは?
ブライアントは昨季、カブスとジャイアンツで合計144試合に出場し、打率.265、25本塁打、73打点、10盗塁、OPS.835を記録。2020年の短縮シーズンでOPS.644と大きく評価を落としたが、それ以外のシーズンでは2015年からの7年間でコンスタントにOPS.800を上回っているスラッガーだ。
とくにカブスがワールドシリーズを制した2016年には39本塁打、102打点、OPS.939でリーグMVPにも輝いた。翌2015年もOPS.946をマークしてカブスの主軸として活躍した。
主力がFAで破壊力低下のロッキーズ
ロッキーズは昨年2月にノーラン・アレナド、今オフではトレバー・ストーリーがFAで流出する可能性が高い。
マイルハイという地の利を生かした打線も破壊力が半減した。それだけに、ブライアントの加入は戦力的にも人気面でもプラスになるだろう。
ブライアントは左翼で起用か?
ブライアントは、これまで三塁手としての出場が一番多いが、外野の両翼や内野の一塁手など、ユーティリティとして捉えればメジャーで最高峰の便利屋さんかもしれない。
ロッキーズでは三塁手として若手26歳のライアン・マクマーンがいるため外野の一角(左翼)になる可能性が高いと予想されている。
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— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) March 17, 2022
ロッキーズの補強状況
▼クリス・ブライアント内野手/外野手
ジャイアンツからFA 7年総額1億8200万ドル
▼チャド・クール投手
パイレーツFA 1年300万ドル
▼スコット・シェブラー外野手
▼ホゼ・イグレッシアス遊撃手
レッドソックスFA 1年500万ドル
▼アレックス・コロメイ投手
ツインズFA 1年410万ドル