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海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【MLB契約情報】秋山翔吾がレッズと3年契約で合意

メジャーリーグ移籍情報

 

メジャー最古の球団で「1番センター」の雄姿を観たい!

 

秋山翔吾がレッズとの契約に合意した。MLBネットワークのジョン・ヘイマンの報告では3年総額2000万ドルプラスということだが、正式契約の後に詳細を伝えたい。メディカルチェックを経て近日中にも正式契約を結ぶ予定だ。

 

 

 

ウインターミーティング中、秋山はケーシー・クロース代理人と共にレッズ、ダイヤモンドバックスカブス、レイズと面談していたことが報道されていたが、西武が提示していたとされる4年20億円と比べても、レッズが最も良い条件を提示した模様。

 

 

秋山は、11年に神奈川県の横浜創学館高から八戸大を経てドラフト3位で西武入り。15年にシーズン216安打のプロ野球記録を樹立。17年には首位打者のタイトルも獲得。今季まで3年連続でリーグ最多安打。5年連続ゴールデングラブ賞を受賞している。NPBで通算成績は打率.301、116本塁打、513打点、112盗塁。 

 

レッズのデプスは?

レッズのデプスチャートを見ると、外野陣は、レフトが4年目の26歳ジェシー・ウィンカー(打率.269/16本塁打/OPS.830)、ライトは25歳で実質2年目のアリスティデス・アキーノ(打率.259/19本塁打/OPS.891)がレギュラー候補。

 

 

センターは秋山と24歳でチーム内プロスペクトランキング1位のニック・センゼル(打率.256/12本塁打/OPS.742)。センゼルは16年のMLBドラフト1位指名で期待の新人だが、経験不足で内外野のユーティリティ的存在。

 

 

デプスを見るとよくわかるが、ミスターレッズジョーイ・ボット一塁手と共に秋山が攻守の要になる編成だ。

 

 

レッズでは初の日本人メジャーリーガーが誕生したことになるが、レッズのチーム出塁率.315はリーグ12位。チーム得点もリーグワーストの15位。秋山の最近5年間の出塁率は平均.399と高い。

 

 

本拠地は、オハイオ州シンシナティのグレートアメリカン・ボールパーク(収容4万2319人)。割と本塁打の出やすいヒッターズパークだが、出塁率が秋山最大のミッションになるかもしれない。

 

 

この地で「1番センター」として日本人選手が打席に立つことを考えると胸がわくわくしてくる。