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【MLB契約情報】レッズがトミー・ファム外野手と契約合意

 

秋山翔吾外野手が所属するレッズがパドレスからFAとなっていた34歳のベテラン外野手を獲得した。

 

 

メジャーリーグ移籍情報

 

地元メディア「シンシナティ・インクワイアー」のボビー・ナイチンゲール記者によるとレッズはトミー・ファムとの契約に合意。

 

契約は1年750万ドルで2023年が相互オプションになっているようだ。

 

 

 

 

ファムは昨季、パドレスで155試合に出場して打率.229、15本塁打、49打点、14盗塁、OPS.724と低調な数字だったが、カージナルス時代の5年間はOPS828、レイズに移籍してからも2年間でOPS.870 をマークするなどコンスタントに活躍していた。

 

レッズの外野陣は?

 

レッズはトレードでジェシー・ウィンカー(マリナーズへ移籍)、FAでニック・カステヤノス(フィリーズへ移籍)のオールスター出場外野手がチームを去り、その後釜として若手のジェイク・フレイリーとベテランのトミー・ファムを獲得。

 

レッズの外野陣は全体的に破壊力は低下したが、秋山にとってはレギュラーを約束されたわけでもなく今季も厳しいレギュラー争いが待っているみたいだ。

 

レッズの外野陣は左翼がトミー・ファム、中堅がニック・センゼル、右翼が左打ちのタイラー・ネークインと右打ちのアリスティデス・アキーノが予想される。

 

秋山は第4外野手か?

秋山は若手26歳のジェイク・フレイリーと第4の外野手という位置を争うことになるが、飛びぬけた外野手がいない今季のレッズでレギュラーを狙うぐらいの決意で開幕からロケットスタートを切ってほしい。

 

秋山は3年契約の最終年で、昨年は33試合で打率.204、OPS.535。最低でもOPS.800ちかい数字を残さないと来季以降のメジャー残留は厳しい。

 

守備には定評ある秋山だが、昨年の出塁率.282から出塁率アップは最低条件で、今季はメジャーリーグの外野手として早い時期に二塁打以上の長打を量産してアピールすることが必要だ。