MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

パイレーツの筒香がオープン戦第1号アーチ 今季はHR量産に期待!

 

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筒香嘉智がフロリダ各地で行われているオープン戦「グレープフルーツリーグ」で、第1号本塁打を放った。

 

 

 

 筒香嘉智が初本塁打

 

 

フロリダ州ブレデントンでの対フィリーズ戦に「4番・一塁」でスタメン出場した筒香は2回裏の第1打席で右腕アーロン・ノラの0-1からの2球目、やや外寄りの4シーム(90マイル)を右中間に運んだ。

 

 

アーロン・ノラといえばフィリーズのエース格。昨季は32試合で9勝9敗、防御率4.63、FIP3.37。順調にいけば開幕投手に指名される可能性がある投手だ。

 

4回裏の第2打席はファウルで粘りフルカウントから四球。5回裏の第3打席は見逃し三振。

 

この日は2打数で1安打、1打点、1本塁打、1四球、1三振だった。前日までの筒香の打率は.286だったが、これで打率は.333となった。

 

パイレーツはブルワーズからノンテンダーFAになった左打ちの長距離砲ダニエル・ボーゲルバック内野手を1年100万ドルで獲得したが、ボーゲルバックはDHに入り筒香が正一塁手になりそうな布陣だった。

 

貧打線のパイレーツ 筒香が打線の中軸になる可能性も

まだまだ、スプリングトレーニングのオープン戦で準備段階だが、相手のエース格から放った一発は、大きなアピールになるだろう。

 

昨季のパイレーツ打線はチーム本塁打数でMLB30球団中30位。得点数でも同30位、OPSで同28位だった。

 

主軸のライアン・レイノルズ外野手は好打者だが、破壊力はないだけに筒香やボーゲルバックにかかる期待は大きい。

 

 

ブルージェイズ加藤豪将にも1号

先日は、ブルージェイズマイナー契約を結び、NRI(招待選手)としてメジャーキャンプに参加している加藤豪将内野手が移籍第1号本塁打を放った。

 

ただ、NRIからメジャー40人枠には厳しい壁があるのも事実。メジャーで過去に実績のある選手(投手に多い)が1~2人ぐらい開幕メジャー登録できるぐらいだ。

 

今季の筒香に期待するもの

筒香は順調にいけば40人枠のメジャーリーガーとして開幕ベンチ入りを約束されている。今季は162試合ちかくに出場して30本塁打ぐらいは数字を残してほしい。