パイレーツの筒香嘉智が今季21試合目で待望の1号本塁打をマークした。
筒香嘉智に待望の今季1号アーチ
パイレーツの筒香嘉智内野手は7日(日本時間8日)、敵地で行われたレッズとのダブルヘッダー第2試合に「5番・一塁」で3試合ぶりに先発出場。初回の第1打席で今季1号2ランを放った。
筒香は2番手左腕フィリップ・ディールの高めフォーシームをセンター左に運んだ。打球角度25度、飛距離387フィート(約118メートル)、打球速度99.3マイルだった。
ホームラン, Yoshi Tsutsugo! pic.twitter.com/XNgqQWmXX2
— Pittsburgh Pirates (@Pirates) May 7, 2022
この日の筒香は、第1試合に9回代打で登場して四球。第2試合は、先発出場でこの2ランの後は、ライトライナー、ファーストゴロ、空振り三振、四球で4打数1安打2打点1四球だった。
できれば、もう1本、安打でも良いので欲しかった。
4月は16試合で打率.185、本塁打0、出塁率.299、長打率.204、OPS.502と極度の不振だった筒香。
同ポジションのマイケル・チャベス一塁手が打率.269、本塁打2、OPS.765だったことからレギュラーの座も奪われ、昨年同様にがけっぷちの状態に思われたが、待望の一撃でチームも8対5と勝利した。
筒香は昨年、レイズからドジャースへ移籍。ドジャースでは傘下3Aも経験して8月にパイレーツに移籍。
筒香の本塁打量産に期待!
パイレーツでは43試合で打率.268、8本塁打、25打点を記録。ホームでは場外弾やサヨナラ弾などで勝負強い打撃でインパクトを残し、FAとなった昨年オフに400万ドル(当時4億5600万円)の1年契約で再契約を勝ち取っている。
この日の一撃がきっかけになって昨年8月や9月のように長打の量産に期待したい。
なお、ダブルヘッダー第1試合はレッズが9対2で勝利して連敗を9で止めている。