MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【MLB2020】 球団別、今季ブレイクしそうなプレイヤーは?ナ・リーグ編

球団別の今季ブレイクしそうなプレイヤーは?

 

 

 

以前にも紹介したが、MLB公式サイトが「1ST prediction for each club. Some are BOLD」というタイトルで各チームの若手の中でキーマンになりそうなプレイヤーを予想している。

 

大谷翔平エンゼルス)、フェルナンド・タティスJr.パドレス)、ブラディミール・ゲレーロJr.ブルージェイズ)、昨年ブレイクしたケストン・ヒウラなどをピックアップしている。

 

今回は、手術等でやや変動があったので、その時の記事をベースに、さらに掘り下げて気になる選手を紹介したい。

 

 

ナ・リーグ

 

ブルワーズのヒウラは、日系3世で、父親は日系、母親は中国系。ミドルネームは「ナツオ」。8月生まれから由来しているが南半球の人には8月が「夏」というのがイメージできないだろう。

 

昨年5月14日にメジャーデビュー。84試合で打率.303、19本塁打、49打点、OPS.938をマーク。イエリッチらと共にブルワーズの主力打者としてチームをけん引した。4番に入ることもあり完全に正二塁手として定着した。

 

ブレーブスのマイク・ソローカ投手は8月に23歳になるが、昨年は29試合で13勝5敗、防御率2.68、WHIP1.11とエース格にのし上がった。カナダ出身でメジャー3年目の今季は先発ローテーションの柱になっている。

 

レッズのニック・センゼルは、16年ドラフトでレッズが1巡指名した選手。昨年はセンターで96試合に出場したが、秋山翔吾が加入したので、内外野の控えに回りそう。

 

センゼルは、昨年5月3日にメジャーデビュー。1年目は104試合で打率.256、12本塁打、42打点、14盗塁、出塁率.315、長打率.427、OPS.742と外野手としてはパワー不足で、1番打者としても出塁率に物足りないものがあったが、メジャーのスピードやパワーに慣れてくれば期待できそうな逸材だ。

 

ロッキーズのデービッド・ダールは、8月序盤に右足首を負傷してそのままシーズンエンドになったが、キャリアハイの100試合で打率.302、本塁打15本、OPS.877という数字を残した。今季は1番打者として期待されている。

 

ジャイアンツの右腕タイラー・ビーディは、3月に右肘のトミー・ジョン手術を受けることを発表し、シーズン全休が決定。ジャイアンツはアクティブメンバーのうち13人が30歳台で、25歳以下が一人もいないという状態。その中で27歳のビーディに期待がかかっていただけに残念だろう。

 

 

ナショナル・リーグ東部地区

 

マイク・ソローカ(ブレーブス

サンディ・アルカンタラ(マーリンズ

アーメッド・ロサリオ(メッツ)

スコット・キンガリー(フィリーズ

ビクトル・ロブレス(ナショナルズ

 

ナショナル・リーグ中部地区

 

イアン・ハップ(カブス

ニック・センゼル(レッズ)

ケストン・ヒウラ(ブリュワーズ

ミッチ・ケラー(パイレーツ)

ディラン・カールソン(カージナルス

 

ナショナル・リーグ西部地区

 

ルーク・ウィーバーダイヤモンドバックス

デービッド・ダール(ロッキーズ

ギャビン・ラックス(ドジャース

フェルナンド・タティスJr.(パドレス

タイラー・ビーディ(ジャイアンツ)

 

 

 

 

▼記事参考

 

www.mlb.com