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順位予想 《ナ・リーグ編》
新型コロナウイルスの感染拡大でメジャーリーグの今季は80~100試合くらいの試合数になるという予測がある。7月開催で短期決戦のため優勝予想が困難になるが、待ち遠しいのでリーグ別に各地区の順位予想をしてみた。
下記はベースボール・プロスペクタスの「PECOTA」システムによるMLB地区の順位予想と勝敗数予想(162試合)だが、短期決戦のため個人的な予想も付け加えた。
ナショナル・リーグ
【東部地区】
1位 メッツ(88勝74敗)
2位 ナショナルズ(87勝75敗)
3位 ブレーブス(83勝79敗)
4位 フィリーズ(77勝85敗)
5位 マーリンズ(71勝91敗)
昨年はナショナルズから4位予想のブレーブスまで4ゲーム差という混戦予想だった。結果はブレーブスが優勝、2位ナショナルズ、3位メッツ、4位フィリーズ、5位マーリンズだった。今季は3チームによる覇権争いを予想しているが、フィリーズを含めてどこが優勝してもおかしくない。着実な補強が目立ったブレーブスとジラルディ監督のフィリーズに期待したい。
【中部地区】
1位 レッズ(86勝76敗)
2位 カブス(85勝77敗)
3位 カージナルス(80勝82敗)
4位 ブルワーズ(79勝83敗)
5位 パイレーツ(70勝92敗)
カブスがこの数年台頭して、この地区はもっとも予想が立てにくい戦国モードが続いている。秋山が移籍したレッズの評価が昨年の81勝81敗の予想からアップしている。そのレッズは最終的には75勝87敗だった。
投手力の差でダルビッシュのいるカブスが抜けだして地区優勝を奪還するとみたい。
【西部地区】
1位 ドジャース(103勝59敗)
2位 パドレス(79勝83敗)
3位 ダイヤモンドバックス(79勝83敗)
4位 ロッキーズ(77勝85敗)
5位 ジャイアンツ(68勝94敗)
ドジャースの8連覇を予想していたが、投手力はリュ・ヒョンジン、前田健太などが抜けて確実にダウンしている。追いかけるチームがいない状態だったが、短期決戦のため分からなくなってきた。
パドレスが予想では2位だったが、投手力の補強はインパクトがなく、むしろバムガーナーをエースとして迎え入れたダイヤモンドバックスのほうが上に来そうな気がする。