MLB2020
WC争い フィリーズが一歩リード
NFLも毎年、あっという間にシーズンが終了してしまうが、今季は「60試合」の短縮シーズンということで早くも佳境を迎えたメジャーリーグ。
ア・リーグは、ほぼ8球団が確定しているが、ナ・リーグは残りのワイルドカード2枠が激戦になっている。パドレスが14年ぶりにポストシーズン進出を決めたが各地区別に状況を紹介したい。
東部地区
ブレーブスがシーズン前の予想通り強く3年連続の地区優勝を決めそうだ。2位はコロナのパンデミックで試合数が少ないマーリンズが続いているが、フィリーズが1ゲーム差まで迫ってきた。
マーリンズは、この先、ブレーブス4連戦とヤンキース3連戦というスケジュールで連敗の可能性もありフィリーズと順位が入れ替わる可能性も考えられる。
4位のメッツ(24勝29敗)、最下位のナショナルズ(20勝32敗)は大きく期待を裏切ったチームだ。
中部地区
ここは戦前の予想通り激戦地区になっている。その中からダルビッシュのカブスが抜け出して2017年以来の地区優勝を飾りそうだ。
2位はカージナルスが4連勝で上がってきた。この後もロイヤルズ3連戦なのでラクな日程だが、最終盤にブルワーズとの5試合が残っているので気を抜けないだろう。ブルワーズもここへ来て4連勝と好調だからだ。
そこへ秋山翔吾の所属するツインズが9月の6連勝もあってワイルドカード(WC)に届いそうな勢いだ。
西部地区
この地区はムーキー・ベッツが加入した強力打線のドジャースが地区8連覇を決めそうだ。パドレスの快進撃(34勝20敗)がサプライズだった。ジャイアンツは最後のパドレス4連戦でスイープしてワイルドカードに滑り込みたいところだろう。