MLB移籍情報
保留者名簿を外れ自由契約となっていた前阪神タイガースのピアース・ジョンソン投手がパドレスと2年500万ドル(約5億4700万円)で合意した。ESPNのジェフ・パッサン記者が伝えている。
Right-hander Pierce Johnson is in agreement with the San Diego Padres on a two-year, $5 million deal with a club option for a third year, sources tell ESPN. Johnson, 28, was absolutely dominant for the Hanshin Tigers in 2019 and returns to MLB a year later on a multiyear deal.
— Jeff Passan (@JeffPassan) December 23, 2019
28歳の右腕は、元カブスの若手有望株で2017年デビュー。今季は阪神で中継ぎとして58試合58回2/3で2勝3敗、防御率1.38、40ホールド、91奪三振。今夏のNPBオールスターゲームにも選出された。奪三振率と被本塁打2と少ないのも特徴。
メジャーで17年にはカブスで1試合、18年にSFジャイアンツで35試合44回1/3で、3勝2敗、防御率5.44。
パドレスがピアース・ジョンソン投手と2年500万㌦で契約合意。元カブスの若手有望株で2017年デビュー。今年は阪神で中継ぎとして活躍し、来年2年ぶりメジャー復帰。父がパドレスの球団副社長だった関係から子供の頃に過ごしたと言う思い出の地で、抑え役イエーツへ中継ぎの一人として期待される。
— 福島良一 (@YoshFukushima) December 23, 2019
大リーグ評論家の福島良一氏によれば、ジョンソンの父がパドレスの球団副社長だったこともあって子供の頃にサンディエゴで過ごしたという。
今季MLB19位の防御率だったパドレスのブルペン陣だが、その強化策としてドリュー・ポメランツと4年総額3400万ドルと契約。ポメランツは先発に回る可能性もあるが、ピアース・ジョンソンとともにクローザーの前を投げるセットアッパーとしての起用が考えられる。