MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

リュ・ヒョンジンがブルージェイズと契約 今オフにFA移籍した先発投手リスト

ドジャーズからフリーエージェント(FA)の左腕リュ・ヒョンジン(柳賢振 Hyun-Jin Ryu)がブルージェイズと4年8000万ドルで契約した。

リュはメジャー6年目。シーズン前半から好調をキープ。ナ・リーグ最優秀防御率に輝くなど、29試合に先発して初年度の続く2回目の規定投球回数に達し(182回2/3)、14勝5敗、防御率2.32、WHIP1.007、163奪三振奪三振率8.0、与四球率1.2、rWAR5.3、ERA+179という圧倒的な制球力で、夏のオールスターにも初選出。「サイ・ヤング賞」の投票でも2位に入るキャリアハイの活躍だった。

ESPNではリュを過去2シーズンで200イニング以上投げた投手で防御率2.21は2番目に少ない投手であることを紹介している。

チームが再建途上のブルージェイズでは来季チームで最高年俸(2000万ドル)になり、当然エース格としてヒッターズパークが多いア・リーグ東部地区で、ヤンキースレッドソックスの右の強打者との対決が楽しみだ。

また、ヤンキース田中将大との投げ合いやレイズの筒香嘉智との対決シーンも話題になるだろう。

⚾移籍先の決まったFAの主なスターター(先発投手)

FA市場に残っているのは、ダラス・カイケル、リュ・ヒョンジンなど。今オフは、近年になく実績のあるスターターたちがFA市場に揃っていた。

コール・ハメルズ(36)

19年2000万ドルから1年1800万ドルでブレーブスと契約

アダム・ウェインライト(38)

19年1000万ドルから1年500万ドルでカージナルスと再契約

カイル・ギブソン(31)

19年812万5000ドルから3年2800万ドルでレンジャーズへ

マイケル・ピネダ(31)

19年800万ドルから2年2000万ドルでブルワーズと再契約

ザック・ウィーラー(29)

19年597万5000ドルから5年1億1800万ドルでフィーリーズへ

ジョーダン・ライルズ(29)

19年約365万ドルから2年1600万ドルでレンジャーズと契約

ケンドール・グレイブマン(28)

19年57万5000ドルから1年200万ドルでマリナーズと契約

ティーブン・ストラスバーグ(31)

19年2500万ドルから7年2億4500万ドル(年3500万ドル)でナッツと契約

ゲリット・コール(29)

19年1350万ドルから9年3億2400万ドル(年3600万ドル)でヤンキースと契約

マイケル・ワカ(28)

19年635万ドルから1年300万ドルでメッツと契約

リック・ポーセロ(30)

19年約2115万ドルから1年1000万ドルでメッツと契約

ブレット・アンダーソン(31)

19年約150万ドルから1年500万ドルでブルワーズと契約

マディソン・バムガーナー(30)

19年1200万ドルから5年8500万ドルでダイヤモンドバックスと契約

フリオ・テーラン(28)

19年1100万ドルから1年900万ドルでエンゼルスと契約

ジオ・ゴンザレス(34)

1年500万ドルでホワイトソックスと契約

ダラス・カイケル(31)

19年1200万ドルから3年5500万ドルでホワイトソックスと契約

※4年目はオプション

▶MLB・メジャーリーグランキング

▶MLB情報は人気ブログランキングへ