アスレチックスからフリーエージェント(FA)になっていた先発右腕ターナー・ロアークがブルージェイズと2年2400万ドルで契約している。
MLB移籍情報
ロアークの今季はレッズとアスレチックスで31試合に先発して10勝10敗、防御率4.35、WHIP1.397。あまり特筆すべきスタッツでもないが、13年にナショナルズでデビューして以来、キャリア7年のうち5シーズンで年間30試合以上に先発。
2016年には210回を投げて16勝(10敗)をマーク。17年のWBCではアメリカ代表のエース格として優勝に貢献している。通算74勝64敗、防御率3.71。
Source confirms: #BlueJays in agreement with free-agent RHP Tanner Roark. First reported: @JeffPassan.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) December 11, 2019
ブルージェイズとしては11月にトレードでブルワーズから獲得したチェイス・アンダーソンに続いて2人目の先発投手の補強になる。
今オフのMLB全体のFA先発投手としては11人目の契約。ロアークの19年の年俸は1000万ドル。
ここではウィンターミーティングを前に移籍先の決まったフリーエージェント(FA)のスターター(先発投手)をリストアップした。一覧表は19年の年俸の高い順に並べてある。
12日10時時点で、FA市場に残っているのは、マディソン・バムガーナー、ダラス・カイケル、 リック・ポーセロ、リュ・ヒョンジンなどで、近年になく実績のあるスターターたちがFA市場に揃っている。
19年オフのFA市場の50名ちかい先発投手たちの中から既に契約が決まった投手をピックアップした。お目当ての選手がお気に入りのチームに移籍するかどうか?気になるところだ。
移籍先が決まった主なFA先発投手
コール・ハメルズ(36)
19年2000万ドルから1年1800万ドルでブレーブスと契約
アダム・ウェインライト(38)
19年1000万ドルから1年500万ドルでカージナルスと再契約
カイル・ギブソン(31)
19年812万5000ドルから3年2800万ドルでレンジャーズへ
マイケル・ピネダ(31)
19年800万ドルから2年2000万ドルでブルワーズと再契約
ザック・ウィーラー(29)
19年597万5000ドルから5年1億1800万ドルでフィーリーズへ
ジョーダン・ライルズ(29)
19年約365万ドルから2年1600万ドルでレンジャーズと契約
ケンドール・グレイブマン(28)
19年57万5000ドルから1年200万ドルでマリナーズと契約
スティーブン・ストラスバーグ
19年2500万ドルから7年2億4500万ドル(年3500万ドル)でナッツと契約
ゲリット・コール
19年1350万ドルから9年3億2400万ドル(年3600万ドル)でヤンキースと契約
マイケル・ワカ(28)
19年635万ドルから1年300万ドルでメッツと契約
※日本時間12月12日午前8時現在