MLB メジャーリーグ物語

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ヤンキースのCCサバシアが左腕で3人目の通算3000奪三振に到達

 

MLB マイルストーン

 

今季限りで引退を表明しているヤンキースのCC.サバシア(38)が4月30日(日本時間5月1日)、メジャー史上17人目(左腕投手としては3人目)となる通算3000奪三振に到達した。

 

サバシアは今季、3試合に先発して1勝0敗(通算247勝153敗)。15イニングを投げて11奪三振自責点4の防御率2.40と安定したピッチングを見せていた。

 

この日は、あと「3」として敵地のダイヤモンドバックス戦に先発。2回裏、JR マーフィーから空振り三振を奪い、「3000」のマイルストーンに到達した。

 

 

 

 

サバシアは、 01年にインディアンスでデビュー。1年目でいきなり17勝5敗を挙げ、新人王投票でイチローマリナーズ)に次いで2位。08年12月に7年1億6100万ドルという当時としては投手史上最高額でヤンキースに移籍した。

 

ヤンキースでは、09年、10年と2年連続最多勝に輝くなど絶対的エースの存在で、黒田博樹も12年から3年間チームメイトだった。

 

12年頃から球速が下降し始め成績も悪化。14年には太りすぎを気にしてダイエットした結果、激やせして周囲を驚かせた。

 

16年のシーズン前にはアルコール依存症に悩み本格的な治療を受けていることを明かしたが、この年から球種にカッターを取り入れたことで技巧派として復活。その年以降、防御率も3点台に回復している。

 

今季は1年1000万ドルで契約を結び2月に引退会見した。 もちろん現役投手では最多奪三振。ちなみに、現役2位はアストロズジャスティバーランダーが2744をマークしている。(MLB23位)