ディビジョンシリーズ(DS)への切符を賭けて1DAYマッチで行われるワイルドカード(WC)の先発投手が判明した。
MLB2017 ポストシーズン
3日(日本時間4日)のアメリカン・リーグWCは、ヤンキース対ツインズ。
ヤンキース ルイス・セベリーノ投手
ツインズ アービン・サンタナ投手
セベリーノは、3年目にして初の規定投球回数に達したシーズンで、防御率でクルーバー(インディアンス)、セール(レッドソックス)に次ぐリーグ3位。被打率.207はセールと同じリーグ2位タイ。
サンタナは34歳で経験は豊富だが、エンゼルス時代の08年以来のポストシーズンのマウンド。2勝2敗、防御率5.56とあまり良くない。
両投手ともワイルドカードの登板は初。ヤンキースタジアムは狭く序盤の被本塁打に警戒したい。とくにサンタナは今季31本塁打を許している。ヤンキースは15年にワイルドカードを戦っているが、その時先発した田中将大も序盤に2本塁打を浴びて敗退している。
ナショナル・リーグは4日(同5日)にダイヤモンドバックス対ロッキーズの同地区対決によるワイルドカード。レギュラーシーズンでの両者の対決は11勝8敗でロッキーズが勝ち越した。
ダイヤモンドバックス ザック・グリンキー投手
ロッキーズ ジョナサン・グレイ投手
両投手とも開幕投手。グリンキーは対ロッキーズ戦2勝1敗。ポストシーズンはドジャース時代など9試合に登板。3勝3敗、防御率3.55と安定感はある。
一方のグレイは実質2年目の25歳。対Dバックス戦は2勝1敗。最近の10試合では7試合でクオリティスタートを記録するなどロッキーズの中では安定感がある方だが、ポストシーズンは初登板。経験値ではグリンキーの方が上回っている。