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【MLBドラフト2019】全体1位予想はオレゴン大学のA.ラッチマン捕手

ちょっと気が早いかもしれないが、珍しくMLBドラフトでキャッチャーが全体1位指名されそうなので簡単に紹介したい。

 

MLBドラフト2019

 

MLBドラフト2019(ファースト・イヤー・ドラフト)は現地6月3日~6月5日に開催される。MLB規約の第4条に規定されていることから「ルール5ドラフト」と比べて「ルール4」とも呼ばれている新人選手選択会議だ。

 

 

 

 

MLB.comでも特集を組んで紹介しているが、チーム別の指名順は、1巡ピックの1番目がボルチモア・オリオールズ

 

そのオリオールズが全体1位で指名確実なのが、オレゴン州立大学4年生のアドリー・ラッチマン。ベースボールアメリカ、MLB.com、ファングラフスで各1位の選手。

 

キャッチャーは、野球をやってた人なら、誰もが知ってる過酷なポジション。故障も多く、選手寿命にも影響することからアメリカでも最近は少年リーグで希望者が少ないポジション。そんなポジションだから仕方がないが、彼が指名されれば、ツインズが故郷の英雄ジョー・マウアーを選択した2001年以来のキャッチャーとしての全体1位指名になる。

 

ラッチマンは、18年のカレッジ・ワールドシリーズMVPで一気に知名度を上げた。30打数17安打は圧巻の成績で同シリーズ新記録だ。アメリカ大学代表チームの一員で日米大学野球でも正捕手としてマスクをかぶっている。

 

このあたりの詳しい記事は「MLB雑記」(http://mlb-info.com/2019draft1/)が動画付きで書かれている。

 

打撃はスイッチヒッターで、タイプ的には、現カージナルスのマット・ウィータース(ジョ-ジアテック出身)のようなイメージかもしれない。ウィータースは07年にオリオールズが1位(全体5位)で指名している。

 

キャッチャーのジョー・マウアーが引退した後に全体1位指名で指名されれば不思議な巡りあわせを感じるが、ちなみに、1965年から始まったMLBドラフトで全体1位指名のキャッチャーは6人。ラッチマンが選ばれれば7人目になる。

 

 

 

◇記事参考

 

チーム別ドラフトはこちら

 

https://www.mlb.com/news/mlb-pipeline-s-2019-top-100-draft-prospects

http://mlb-info.com/2019draft1/

 

 

 

 

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