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大谷が代打決勝アーチ!52日ぶりの7号でエンゼルスがフリーウェイシリーズ勝ち越す

 

エンゼルス大谷翔平投手が8日(日本時間9日)、本拠地アナハイムでのドジャース戦でメジャー初の代打本塁打となる勝ち越し7号ソロを放った。

 

大谷翔平NEWS

 

 

3対3の同点で迎えた7回の先頭打者として代打・大谷が登場。カウント2-2から変則右腕J.T.シャグワの内角低めの6球目、95.8マイルのツーシームを完璧に捉えた。

 

5月17日のレイズ戦以来、17試合ぶりで、52日ぶりのアーチだった。

 

 

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センターオーバーのアーチは、MLB公式サイトのデータ解析システムであるスタットキャストの計測では初速108.8マイル(約175キロ)、飛距離443フィート(約135メートル)の特大弾。

 

大谷のこれまでの7本中6本は400フィート(約122メートル)を越える特大アーチだという。

 

 

 

 

試合は、この大谷の代打本塁打が決勝点になってエンゼルスが4対3でシリーズを勝ち越した。

 

この日、627号(歴代7位)の同点弾を放ったアルバート・プホルスは試合後のインタビューで大谷のことについて聞かれ「彼(大谷)の左打者としての存在感は凄いし、ここまでの彼の成績は、ホームランを打って、100マイルを投げるピッチャーとしてアン・ビリーバブルな存在だ。クラブハウスにいても彼は楽しいヤツだよ」と称賛のコメント。

 

大谷は、右肘内側側副靱帯を損傷し、当面はDHでの出場になるが、6日(同7日)のGAME1は、9回二死から四球を選んで盗塁。これが直後の同点から劇的な逆転サヨナラ勝利のきっかけになった。

 

そして、この日の決勝アーチ。この3連戦の2勝に大谷の貢献は欠かせないものがある。

 

エンゼルスは次のシリーズで、同地区ライバル、マリナーズとのカードが組まれているが、このドジャースとの人気のフリーウェイシリーズ(インターリーグ)は、オールスター前にも舞台をドジャースタジアムに移して3試合が組まれている。