現地8日(日本時間9日)、エンゼルスの大谷翔平は4対5で迎えた7回の第4打席で、ライトに同点タイムリーを放ち、試合はそのまま延長タイブレークに突入。エンゼルスが11回表にデービッド・フレッチャーの2点タイムリーで勝ち越して7対5で勝利した。
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GAME DAY きょうのメジャーリーグ
エンゼルスがグリフィン・キャニング、ブルージェイズがロス・ストリップリングの先発で始まった試合。大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、第1打席が空振り三振、第2打席ファーストライナー、第3打席空振り三振の後、7回の第4打席ではライト前に同点のタイムリーヒットを放ち、第5打席は四球、延長10回の第6打席はファーストゴロで5打数1安打、1打点だった。
7回表の第4打席で同点打を放ちました!#日本人選手情報 pic.twitter.com/nEtzx9fEEa
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第4打席の同点タイムリーはブルージェイズの3番手ジョーダン・ロマノから放った打球速度113.8マイル(約183キロ)の痛烈ライナーだった。
これで大谷の今季の成績は25打数7安打、4打点、2本塁打の打率.280、出塁率.333、長打率.600、OPS.933となった。マイク・トラウトに3号ソロ。ブルージェイズでは、ゲレーロJr.、バッジオに本塁打が出ている。
大谷の次の登板は?
気になる「投手・大谷」の次の登板日だが、エンゼルスのマドン監督は、この日の試合後、大谷の登板日についてコメント。具体的な登板日は明言しなかったが「来たる週の初めにわかるだろう」と発言。
11日(同12日)までのブルージェイズ戦にはヒーニー、キンタナ、カッブを先発させることを明らかにした。エンゼルスはその後、12日(同13日)からロイヤルズと3連戦を戦い、16日(同17日)からは本拠地に戻ってツインズとの3連戦を迎える。
大谷は3月29日(同30日)、ドジャースとのオープン戦で、右手中指のマメを潰した。
初登板から中7日以上の登板間隔になることについては、「彼はマメの治療を受けているところ。状態は断然良くなっている。我々としては、この怪我が完治してほしいし」と、その指さきの回復を待って登板させる模様だ。