MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷翔平が「フェンウェイの空に」決勝アーチ

GAME DAY 今日の大谷翔平

 

エンゼルス 6

レッドソックス 5

 

@ボストン・フェンウェイパーク

 

 

次の登板が日本時間20日になることが発表された“Two-way player”大谷翔平が現地16日(日本時間17日)、敵地でのレッドソックス戦で決勝打になる12号ソロ本塁打を放った。

 

 

フェンウェイにかけた決勝アーチ

 

「3番・指名打者」で先発出場した大谷翔平が、打者として勝利に貢献した。4打席ノーヒットで打率を落としていた大谷だったが、9回に回ってきた第5打席で起死回生の逆転12号2ランを放った。

 

 

1点を追う9回2死一塁の場面で、守護神バーンズから放った一撃は右翼ポール際へ運ぶ2試合ぶりの一発だった。

 

 

エンゼルスにとっては前節のアストロズ戦で1勝2敗とシリーズを負け越し、今季初の東海岸遠征となったレッドソックス戦でも連敗していた。

 

 

大谷の12号2ランは、そんな4連敗中の嫌なムードを救うアーチだった。気分良く西海岸に帰れるはずだ。打球速度97マイル(約156.1キロ)、飛距離372フィート(約113.4メートル)、角度36度だった。

 

 

これで、本塁打王争いでもブレーブスロナルド・アクーニャJr.、マリナーズミッチ・ハニガーヤンキースアーロン・ジャッジに並んでメジャートップタイに並んだ。

 

 

最後まで見ておけば良かった。現地では日曜のデーゲーム(日本時間の深夜)だったので、第1打席のニゴロ、次の空振り三振で寝落ちしてしまった。

 

 

第3打席三ゴロ(失策で出塁)まで、レッドソックス各投手の内角攻めに手こずっていたイメージでゴロが多かった。ただ、修正能力が高い大谷は第4打席で大きな右飛球を放ち、本塁打になるようなバレル角を復活させていた。

 

 

そして、最終打席は劇的な一打だった。攻められていた内角だったが、上手く修正してポール際に運んだ。ベーブ・ルースが活躍したスタジアムで2本塁打。大谷にとっては思い出に残る歴史的な遠征だったかもしれない。

 

 

次は今季初勝利をかけて日本時間20日に登板

 

最初にも紹介したが、次は3日後のホームでのインディアンス戦が登板日。今季初勝利を期待するが、無事に登板できますようにアクシデントがないことを祈りたい。