大谷翔平の伝説のシーズンは続いている。
今日の大谷翔平
日本人シーズン最多本塁打新記録
エンゼルスの大谷翔平は7日(日本時間8日)、本拠地のレッドソックス戦に「2番・DH」で先発出場。5回の第3打席に3試合ぶりの32号ソロをマークした。
大谷の32号ソロは、打球角度25度、打球初速度184キロ、飛距離は132メートル。体に近いフロントドアを何度も攻められて自打球も2度あって痛そうだったが、そのフロントドアの変化球を見事に捉えた一撃だった。
試合はエンゼルスが5対4で逃げ切り、今季好調のレッドソックス相手に連勝している。
大谷は、第1打席にも安打を放ち、32号ソロと合わせて5試合ぶり今季24度目のマルチ安打で4打数2安打、打率.279、OPS1.064に上昇している。
これで今季は、打者として81試合、打率.279、81安打、32本塁打、69打点、12盗塁、OPS1.064(出塁率.364+長打率.700)。
直近15試合で55打数17安打、打率.309と好調。出塁率も.397でチームに貢献。10本塁打も驚異のペースで、2004年に松井秀喜(ヤンキース)が記録した日本人最多本塁打をシーズン81試合で塗り替えた。
Unreal. pic.twitter.com/NPJEYOv2Yf
— Los Angeles Angels (@Angels) July 7, 2021
ホームランダービーやオールスターに出場予定の大谷。疲労が蓄積しないか心配もあるが、連日、明るい話題を届けてくれている。
遠い日本から海を渡った若者が世界から才能が集まる勝負の舞台で伝説のシーズンを創ろうとしている。
今日のホームランで、大谷翔平はメジャー史上初めて、オールスター戦前までに32本塁打以上、12盗塁以上を記録した選手となった。
ここ20試合中12試合で、合計15本のホームランを打っている。
— ジェフ・フレッチャー(エンゼルス番記者) (@NewsOhtani) July 7, 2021