今季の大谷翔平に関しては様々な角度から検証していきたい。それもオフの楽しみだからだ。それだけ歴史に残るシーズンだった。
大谷翔平NEWS
大谷翔平は、今季最終戦に4試合ぶりの「1番・指名打者」で出場し、初回の第1打席で、先頭打者アーチを放った。11試合46打席ぶりの46号本塁打だった。先頭打者弾は4本目。
大谷翔平についに久しぶりのホームラン🎉🎉🎉
これで46号ホームランとなりました‼️
さらにはこれで100打点も達成🥳🥳#Angels #エンゼルス #ShoheiOhtani #大谷翔平 #大谷46号
— MLB速報@メジャーリーグストア (@vvMLBvv) October 3, 2021
46本塁打は本塁打王争い、球団記録でも2位
左腕アンダーソンのカウント1-1からの真ん中付近のカットボールを捉えた打球は、角度20度で飛距離418フィート(約127.4メートル)、打球速度112.9マイル(約181.7キロ)だった。
残念ながらアジア人初の「本塁打王」という個人タイトルは2本差で届かなかったが、2000年トロイ・グロスが記録したシーズン球団記録47本塁打にも1本及ばなかったが、それらは来季以降の宿題として残しておくとして1シーズンを「TWO-WAY PLayer」というカテゴリーで下記のような数字を残した。
大谷翔平の打撃成績
【打撃成績】
155試合、537打数138安打で打率.257
長打率.592(ア・リーグ2位)長打は本塁打46、二塁打26、三塁打8
本塁打46(メジャー3位)
得点103
打点100
盗塁26(メジャー8位)
四球96(うち申告敬遠20)
大谷翔平の投球成績
【投球成績】
23先発130.1回
9勝2敗
防御率3.18
奪三振156
与四球44
WHIP1.09
日本ではバラエティー番組などでも「速報」で伝え大リーグファンならずとも気になるのが大谷翔平だった。それぐらい世界最高峰のリーグで日本人選手が堂々たる実績を残したシーズンだった。
1918年以来の103年ぶりとなる「二桁勝利&二桁本塁打」は今後の宿題として残ったが、ベーブ・ルースを超えたといってもいいぐらいの数字を書き換えた1年だった。
メジャー4年目で肘や膝の手術を経験した大谷が、一度も負傷者リスト入りすることなく投手として打者として1年間出場したことは特筆すべきことだ。
MLBにとって大谷は救世主
人気低迷のMLBにとっては米メディアのトップニュースでも報じられ、宣伝効果という意味で「救世主」的な存在になった。探していたニューヒーローが誕生した。今後は様々な賞を与えて広告塔として全面に押し出してくるだろう。
大谷には、スポーツ史ににおいてあの歴上の人物ベーブ・ルース以来という100年に一人というロマンがある。凄い時代になったものだ。