大谷翔平が日本人選手として初めて出場するホームランダービー2021に出場する全8選手が決定した。
日本人選手初出場 大谷が新たな伝説を作る!
7月12日(日本時間13日)、米コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われるホームランダービーだが、ナショナルズのホアン・ソト外野手、レンジャーズのジョーイ・ギャロ外野手が7日に出場を表明して全8選手が出そろった。
ホームランダービー2021 出場8選手
※7月12日更新
▶ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)今季24本(最多は17年41本)
▶マット・オルソン(アスレチックス)今季23本(最多は19年36本)
▶サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)今季21本(最多は27本が2度)
▶ピート・アロンゾ(メッツ)今季17本(最多は19年53本)
▶トレイ・マンシーニ(オリオールズ)今季16本(最多は19年35本)
▶トレバー・ストーリー(ロッキーズ)今季は11本(最多は18年37本)
▶ホアン・ソト(ナショナルズ)今季11本(最多は19年35本)
大谷は現地7日のレッドソックス戦で32号ホームランをマークしている。そのほかの選手は現地6日終了時点での数字。
28本のブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、27本フェルナンド・タティスJr.(パドレス)、25本のカイル・シュワーバー(ナショナルズ)はコンディションなどを理由に不参加の意向を示している。
ちなみに、当日、大谷にボールを投げる打撃投手は、ブルペンキャッチャーのジェイソン・ブラウン(背番号93)らしい。
大谷翔平のチャンスがあればチャレンジしていこうという挑戦者スピリットは誇りに感じるが、後半戦を考えて疲労が蓄積する事だけは避けたい。
■クアーズフィールドの紹介
1995年に開場した野球専用球場で、メジャーの本拠地ではもっとも高地に位置する。3階席20列目の座席のみ紫色になっていて、標高1マイルの地点であることを示している。
球団創設から2年間はNFLデンバー・ブロンコスと兼用のマイル・ハイ・スタジアムを使用していた。もともと駅があった場所に立地しており、その名残で鉄骨が目立つ外観となっている。
打球が飛ぶことから打者天国として知られるこの球場で、1996年に野茂英雄が球場史上唯一のノーヒットノーランを達成。2016年にはイチローがメジャー通算3000本安打を放った。
また、2005年7月9日のパドレス戦まで「1-0」のスコアで終わった試合はなかった。2013年にはロッキーズvsブレーブスの試合が−5℃の寒さの中で行われた。
ロッキーズの選手が本塁打を打つとセンターバックスクリーン付近に設置されている噴水から水が上がるのが名物。寒冷地に立地していることからグラウンドの下には暖房システムが通っている。地元のビール会社クアーズが命名権を保持。
明日はいよいよMLB屈指のホームランバッターが集うホームランダービーが開催されます💣#試合予告 pic.twitter.com/6hzYbxExOP
— MLB Japan (@MLBJapan) July 12, 2021
【追記】
エンゼルスは10日(日本時間11日)、大谷翔平投手の通訳を務める水原一平氏が、12日(日本時間13日)に行われるホームランダービーに捕手役として出場することを発表した。
Guess who’s going to be catching while Shohei hits in the HR Derby 👀 pic.twitter.com/Pqehngc5r2
— Los Angeles Angels (@Angels) July 11, 2021