ツインズの前田健太が今季初勝利を挙げた。
MLB2021
GAME DAY きょうのメジャーリーグ
ツインズの前田健太は敵地でのタイガース戦に今季2度目の先発登板。6回2失点のクオリティースタート(6回以上、自責3以内)で今季初勝利を飾った。
前田は2回に長短打で1点を先制され、同点で迎えた5回には8番ウイルソン・ラモスに2号ソロ本塁打を浴びて1点を勝ち越された。
6回にも長短打3本と四球でピンチを招き崩れかかったが、内外野の好連係プレーやカイル・ガーリック右翼手の見事な本塁好返球による2度のホームタッチアウトなどバックの好守備で救われた。
When Nellie hustles his way around the bases for the lead, we had to keep it. #MNTwins pic.twitter.com/QjFjyELKBs
— Minnesota Twins (@Twins) April 7, 2021
6回73球(ストライク52)で2失点、被安打7、四球1、奪三振6、今季の防御率2.61。
マエケン、日米通算141勝(99敗)
記念すべきメジャー150試合目(116先発)の登板で今季初勝利を挙げた前田は「すごくホッとしました。開幕の時よりは良くなって来ましたが、今日は野手にたくさん助けられた部分が大きかったです」と振り返った。
これで日米通算141勝目(99敗)、WHIP1.12、666イニングで732奪三振。ツインズに移籍後は7勝1敗(勝率.825、防御率2.69)、バルデリ監督は「ケンタは自分の仕事をやり続けてくれた」と、開幕戦は5回途中で降板したが、この日は先発投手のノルマともいえるクオリティースタートをクリアした前田を「エースらしい投球」と評価した。
試合は前田の後を受けたハンセル・ロブレスとアレックス・コロメが3イニングを無失点に抑え3対2でツインズが勝利した。
エース前田の粘りの投球でツインズは3連戦を2勝1敗で勝ち越し、混戦が予想されるアメリカンリーグ中部地区で首位に立った。