ドジャースとカブスの2年連続同カードによる対戦になったチャンピオンシップ(NLCS)。初戦はクレイトン・カーショーや前田健太の好投。打撃陣ではクリス・テイラー、ヤシエル・プイーグといった主力が活躍してドジャースが勝った。
MLB2017 NLCS
29年前の同じ日にも劇的サヨナラ弾!
現地10月15日の第2戦もロサンゼルスで行われ、1対1で迎えた9回裏に2番ジャスティン・ターナーがジョン・ラッキー投手からサヨナラ3ランを放って劇的な幕切れになった。
ア・リーグのアストロズと同じ第2戦はサヨナラ勝ちで2連勝を飾った。
ターナー三塁手は、1点を先行された5回にも2死三塁から同点タイムリーを放ち、チームの全打点を叩き出した。これで今季のポストシーズンで21打数9安打(.429)、2本塁打、10打点。シリーズ男になりそうな雰囲気を持っている。
.@redturn2’s #walkoff HR in #NLCS Game 2 comes on the 29th anniversary of @23kgibby's iconic #walkoff HR in World Series Game 1. pic.twitter.com/BWI6bgvsxn
— MLB Stat of the Day (@MLBStatoftheDay) 2017年10月16日
この一撃は、ドジャースが29年前の(1988年)10月15日、ワールドシリーズ第1戦に記録したサヨナラ弾以来となった。
当時の主砲カーク・ギブソンが、負傷した足を引きずりながら代打で登場してサヨナラ逆転弾を放ち初戦をものにすると、ドジャースは勢いに乗って世界一になった。
この“The Home Run”を祖母の家のテレビで見ていたのがジャスティン・ターナー少年。その29年後の同じ日にサヨナラ本塁打を放ったことになる。
88年以来のワールドシリーズ制覇を目指すドジャース。チームの歴史を振り返ると、ひょっとして鳥肌の立つようなシーズンになるかもしれない。
その輪の中に、日本人選手がいることを願いたい。