注目のナショナル・リーグ西部地区の首位攻防戦はジャイアンツがタイブレークの末に勝利した。
MLB2021
NL西部地区の覇権争いがアツい
ドジャース 2
ジャイアンツ 3
ドジャースとジャイアンツの首位攻防戦GAME1は、延長タイブレークの末、ジャイアンツが3対2で勝利。1ゲーム差で首位に返り咲いた。
試合の展開は、1対0でジャイアンツがリードして迎えた9回表にジャイアンツ・クローザーのジェイク・マギーがクリス・テイラーに中前タイムリーを浴びて1対1の同点、試合は延長タイブレークに突入した。
その後、10回に両軍1点ずつを追加して2対2で迎えた11回裏。ジャイアンツが二死満塁からバスター・ポージーのセカンドゴロが二塁手トレイ・ターナーの一塁への悪送球を誘い、ドジャース守備の乱れからジャイアンツがサヨナラ勝ちを収めた。
ターナーの送球が浮いて一瞬、一塁手マックス・マンシーの脚が離れた。ビデを判定(チャレンジ)の結果、打者走者のポージーがセーフと判定され意外な展開で試合が決着した。
Upon further review, it’s a walkoff rivalry win.
(#SFGiants x @salesforce) pic.twitter.com/avmHQWpJnV
— SFGiants (@SFGiants) September 4, 2021
ドジャースは、先発のコーリー・クネイブルをはじめ11人をつぎ込む総力戦をものにできなかった。これで今季の対戦成績はジャイアンツの9勝8敗。両軍の直接対決は残り2試合になった。
ジャイアンツはパドレスと残り7試合。ドジャースもパドレスとは残り5試合。パドレスもワイルドカード争いで圏内2位のレッズと0.5ゲーム差と可能性が残っているだけに、ジャイアンツとドジャースの覇権争いは地区3位のパドレス戦が重要になってくる。
ドジャースの地区9連覇をジャイアンツが阻止できるか、パドレスを含めた西海岸3球団の攻防戦に注目だ。