ヤンキースのアーロン・ジャッジやドジャースのコディ・ベリンジャーはルーキーでオールスターにも出場。2017年を代表する新人選手だが、新たに凄い選手が現れた。
8月10日にメジャーデビューしたフィリーズのリズ・ホスキンス。デビューから3試合は無安打だったが、5試合目のパドレス戦で2本の本塁打を放ち、19日のジャイアンツ戦からは3試合連続本塁打をマークした。
現地24日、15試合で8本塁打という記録を作ったが、25日のカブス戦では、1回に2ランを打ち、デビュー以来16試合、54打席で9号を放ち、「ベースボールリファレンス」によれば1913年以降でルーキー最速だという。
さらに、26日のカブス戦の1回に相手先発のヘンドリクスから3試合連続の10号を叩き込んだ。メジャーデビュー17試合で10本塁打。試合は、まだ続いている。
カリフォルニア州サクラメント出身の24歳。スイッチヒッターで右投げの左翼手。前日までのスタッツは打率.286、9本塁打、21打点、出塁率.412、OPS1.197。
ホスキンス以外にも、パイレーツの4番ジョン・ベルはルーキー最多の127試合に出場。22本塁打はルーキー3位タイ。76打点(同3位)、OPS.841。オリオールズのトレイ・マンシーニ一塁手も打率.289でルーキー3位タイ。22本塁打、OPS.855。
ほかに、レッドソックスのアンドリュー・ベニンテンディ外野手、ラファエル・デバース三塁手。カージナルスのポール・デヨング二塁手。マリナーズのベン・ギャメル外野手、前半活躍したミッチ・ハニガー外野手。
元DeNAの33歳ユリエスキ・グリエルもアストロズで正三塁手として113試合に出場。彼もルーキー資格がある。
※数字はすべて26日(日本時間)までの数字です。