MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

メジャー全30球団の主軸クリーンナップ最強チームは?

メジャーでは毎年、スプリングトレーニングを前にほぼロースター編成が確定すると、さまざまなデータをもとに各メディアが独自のランキングを発表するのが面白いところだ。

 

SB NATIONでは、「Ranking the best 3-4-5 combinations in baseball」というタイトルで全30球団のクリーンナップランキングを発表している。

 

同サイトは、各チームの予想される3、4、5番打者のここ3年間の成績をもとに独自の見解でランキングを作成している。

 

それによれば1位に選ばれたのは、トロント・ブルージェイズ

 

3番ホセ バティスタ外野手149 OPS+

4番DH エドウィン エンカーナシオン150 OPS+

5番クリス コラベロ一塁手109 OPS+

 

コラベロがブレイクして厚みが増した。1B/LF/RFの内外野のユーティリティとして起用され、101試合に出場、打率.321・15本塁打・54打点・OPS.886という好成績を残した。13年のWBCイタリア代表。32歳でMLBキャリア3年目という遅咲きの選手。

 

ブルージェイズは、この3人で94本塁打。さらに、リーグMVPのドナルドソン三塁手の41本を加えれば凄い数字になる。

 

本拠地がロジャーズセンターという東京ドームのような雰囲気の球場で、パークファクターもあるので数字は必然的に高め。さらに、文句をつけるとすれば、この4人が全員右打者というのがマイナスポイントになる。

 

2位には、若手が売り出し中のシカゴ・カブスが選ばれた。

 

アンソニー リゾ一塁手132 OPS+

クリス ブライアント三塁手133 OPS+

カイル シュワーバー外野手128 OPS+

 

ここもWindy cityといわれるシカゴでリグリーフィールドにフォローの風が吹けば本塁打を量産できる。

 

3位は、2012年に三冠王を獲得したミゲル カブレラ一塁手指名打者ビクトル マルティネス、J.D.マルティネス外野手が率いるデトロイト・タイガースが続いている。

 

4~10位は下記の通りだが、パイレーツは、あの殺人スライディングで左ひざに大ケガを負ったカン ジョンホ(打率.287、15HR、OPS.816)が一時は3番を打っていた。彼が戻れば迫力が増すことになる。今季は三塁手として起用が考えられている。

 

4位 ドジャースターナー、ゴンザレス、プイーグ)

5位 マリナーズ (カノ、クルーズ、リンド)

6位 パイレーツ (マッカチェン、マルテ、ジェイソ)

7位 レッドソックス (ボガーツ、オルティス、ラミレス)

8位 ジャイアンツ (ダフィー、ポージー、ベルト)

9位 エンゼルス (トラウト、プホルス、ナバ)

10位 メッツ (ライト、セスペデス、デューダ

 

このサイトのランキング最下位はフィラデルフィア・フィリーズだった。

 

Ranking the best 3-4-5 combinations in baseball