現地10日、ドジャースのダルビッシュ有が敵地ダイヤモンドバックス戦で今季8勝目(9敗)を挙げた。
初球の制球が安定せず、球数が増えたことで早めの降板になったが、相手打線を5回5安打、10奪三振、2失点で白星を飾った。これで今季通算で防御率3.81、WHIP1.15。149回で168奪三振。
試合後のインタビューでは「何とか三振でアウトを取れて、なんとかまとめられたかな、最低限の最低限ですけれども」。
.@alannarizzo speaks with @faridyu after striking out 10 in the #Dodgers 8-6 win against Arizona.
— SportsNet LA (@SportsNetLA) 2017年8月11日
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4回までは速球とスライダーが中心の組み立てだったが、5回無死一塁の場面で迎えたポラックをカウント2-2からのスローカーブで空振り三振。変化球を有効利用して3者三振に締めた。
あの場面は「ハニーカット(投手コーチ)から緩い球を使おう」と進言されたという。「シンカーとツーシームが悪かったが、その分、スライダーが良かった」と、自身の投球をふり返った。
That's two straight 10-strikeout games for @faridyu! 🔥 #LetsGoDodgers pic.twitter.com/rnADr7QSFm
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2017年8月11日
本調子ではない中でも試合を作った右腕について、ロバーツ監督は「彼がいかに素晴らしいかを表している」と高評価した。
次回は16日(同17日)に本拠地で行われるホワイトソックス戦。移籍後、初めて上がるドジャースタジアムのマウンドだが、乾燥する気候なので、ボールが滑らないように制球に気をつけたいところだ。