ヨーダノ・ベンチュラを自動車事故で失ったカンザスシティ・ロイヤルズが、フリーエージェントの左腕トラビス・ウッドと2年契約に合意した。
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契約内容は2年1,200万ドル。ちなみに、カブスでの2016年サラリーは617万ドルだった。フィジカルチェックを経て正式契約になる。
複数のメディアを総合するとウッドは、ダニー・ダフィー、イアン・ケネディー、ジェイソン・バルガス、ジェイソン・ハメルの後のローテーション5番手争いに加わるものと思われる。
.@Royals, LHP Travis Wood reportedly agree to 2-year deal, pending physical. Club has not confirmed. https://t.co/zKN69X1ljs pic.twitter.com/BlCBrmZcUM
— MLB (@MLB) 2017年2月13日
30歳のウッドは2015年に先発投手からリリーバーに転向。ブルペンでの成績は2年間で計124イニング、防御率2.83だった。
先発投手としての経験も豊富でキャリア通算776イニングで防御率4.19、WHIP1.29。13年にはカブスで200イニングを投げて防御率3.11、9勝11敗という成績を残している。
このため、ロングリリーバーとしての起用法も考えられ。先発か、先発の穴埋め、貴重な左のブルペン投手としてロイヤルズの投手陣にケミストリーがあうかもしれない。
戦力は充実し、ベンチュラの穴埋めは出来そうだが、ロイヤルズの球団ペイロールは16年の1億4,100万ドルを超過して1億4,600万ドルになった。