日本になじみの深い選手の動向を紹介したい。レンジャーズからフリーエージェント(FA)の先発右腕コルビー・ルイスにパドレスが興味を示している。
ルイスは、元広島で2年間活躍した後、古巣のテキサスに帰って2010年から6年間で65勝を挙げている。15年には、ダルビッシュらが離脱するなか17勝9敗をあげ地区優勝に貢献した。
16年シーズンは、6月に右の広背筋を痛めて15日間のDL入り。その後、7月3日になって60日間のDLに移行。
この長期離脱の影響もあって19試合の先発登板に留まったが、防御率3.71、6勝5敗・WHIP1.13と、投げれば安定したピッチングが出来る事を示した。
パドレスのプレラーGMは、14年途中に現職に就くまで、レンジャーズで国際スカウト、GM補佐などを歴任。10年にレンジャーズがルイスと契約した際も一役買った人物で、以前からその能力と人間性を高く評価していた。
多くのチームがそうだが、パドレスも先発陣の補強が優先事項。あくまでもエンゼルスからFAとなっている34歳右腕ジャレッド・ウィーバーが最有力候補という情報だが、ジェイク・ピービ、コルビー・ルイスらベテラン投手陣も獲得候補リストに名前があるという。
ルイスの16年サラリーは600万ドル、来年8月で38歳になるが、ヘルシーな状態なら1100万ドル程度のマーケットバリューがある。
◇記事参考:
http://www.spotrac.com/mlb/texas-rangers/colby-lewis-6464/market-value/
https://full-count.jp/2016/12/29/post54519/