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【MLB移籍情報】パドレスのターゲット、次はダルビッシュか?

 

MLB移籍情報

 

 

パドレスのターゲット、スネルの次はダルビッシュ有

 

 

4人のプロスペクトを放出してまで先発左腕ブレイク・スネルをトレードで獲得したパドレスが、今度はカブスのエース格ダルビッシュ有のトレードを積極的に進めている。

 

 

パドレスのトレード戦略、豊富なプロスペクトが交換要員

 

「The Athletic」のパドレス担当デニス・リンによるとオフシーズンの早い段階からパドレスのターゲットとなっていたということで、トミー・ジョン手術を受けたマイク・クレビンジャー投手の穴埋めとしてエース右腕の獲得に向けて交渉は本格化している。

 

A.J.プレラーGMは、レンジャーズのGM補佐時代の2011年オフには日本ハムダルビッシュ有の獲得に尽力している。そうした背景もあってトレードに白羽の矢を立てたのかもしれない。

 

 

 

この夏もトレードで10人を獲得する積極補強

 

2014年の夏からパドレスの編成責任者となったA.J.プレラーGMは、傘下ファーム層を整備。今季のシーズン前にはMLBプロスペクトランキングで10名近いプロスペクトを保有し、メジャー30球団中27位という低予算ながら「トレード戦略」で補強を続けている。

 

昨年オフも複数のトレードを仕掛けた。その結果、ブルワーズから先発ザック・デイビース投手とトレント・グリシャム外野手、レイズからトミー・ファム外野手とジェイク・クローネンワース内野手、さらにキンズラーに代わる二塁手としてアスレチックスからジュリクソン・プロファー内野手、救援のエミリオ・パガン投手らを獲得した。

 

そして、今夏にも2006年以来、14年ぶりのポストシーズン進出に向けて大型トレードを敢行し、6件ものトレードを成立させた。インディアンスから先発右腕マイク・クレビンジャーら10人を獲得するなど積極補強を行い話題になった。

 

 

ペイロールを削減したいカブス

 

MLB公式サイトによると、カブスはチームのペイロールの削減を進めたいが、トレード候補となる選手が今季軒並み不振で成績を落としたため、見返りが期待できる選手がダルビッシュと先発右腕カイル・ヘンドリックスくらいしかいないという。

 

そのカブスパドレス。トレード成立には、説得力のあるパッケージをまとめることができるかどうかが課題だろう。