MLBトレード情報
パドレスとレイズ間で大型トレードが成立
クリスマス休暇が過ぎたメジャーリーグだが現地27日(日本時間28日)、パドレスが1対4のトレードで、レイズのエース左腕ブレイク・スネルを獲得した。
パドレスとレイズのトレード交換選手は?
▶SD獲得:ブレイク・スネル
▶TB獲得:フランシスコ・メヒア+ルイス・パティーニョ+コール・ウィルコックス+ブレイク・ハント
パドレスへトレード移籍する28歳のスネルは、18年に21勝5敗、防御率1.89をマークし最多勝、最優秀防御率のタイトルとサイ・ヤング賞を獲得。
今季は11試合に先発して50イニングを投げ、4勝2敗、防御率3.24、63奪三振。19年8月に左肘の遊離体除去手術を受けているのが気がかりだ。
なお、このトレードでレイズは、25歳のフランシスコ・メヒア捕手、21歳の右腕ルイス・パティーニョ投手、21歳の右腕コール・ウィルコックス投手、ブレイク・ハント捕手のプロスペクト4人を獲得した。
レイズが強烈なコストカットにまい進中
スネルは19年に5年5000万ドルの複数年契約を結び、残り3年3900万ドルはパドレスが負担することで、レイズは、コストカットのシーズンを象徴するかのような電撃トレードに踏み切ったように見える。
なぜなら、レイズはすでに1500万ドルのチャーリー・モートン投手を放出(引き留めに失敗)。
その代わりにメッツからFAの先発右腕マイケル・ワカを300万ドルの格安で獲得。450万ドルのマイク・ズニーノ捕手との球団オプションを破棄して1年200万ドルで再契約(バイアウト100万ドル)した。
スネルの3900万ドルとモートンからワカの差額1200万ドル、ズニーノの契約更改で150万ドル。これで5250万ドルが削減できたことになる。大幅な戦力ダウンに見えるが、ペイロールのコストカットには成功。
おまけといえば選手に失礼だが、若手捕手2名とチーム内プロスペクトランキングにも入っていた先発2名を獲得した。
パドレスの補強、次はダルビッシュか菅野がターゲット?
積極補強のパドレスだが、噂では先発ローテの補強として菅野智之(巨人)やダルビッシュ有(カブス)の獲得に興味を示していることが報じられている。
The Padres are making moves. 👀
— MLB (@MLB) December 28, 2020
San Diego reportedly acquires Blake Snell from the Rays, pending physicals, per @Feinsand. https://t.co/t1pbuVYLVA pic.twitter.com/1I2P7HCEwC