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インディアンス、フランコーナ監督と2020年まで契約延長

 現地4日、クリーブランド・インディアンスがテリー・フランコーナ監督との契約を2020年まで延長した。これは球団側が選択権を持っていた2019年と2020年の契約オプションを行使したもの。

 

 今季のインディアンスは、球団記録となる14連勝を記録するなど、NBAキャバリアーズの勢いを受け継ぐ形で快進撃を続けたが、途中、先発投手のカラスコサラザールなどが相次いで故障離脱。

 

外野手もマイケル・ブラントリー外野手がシーズン絶望。アブラハムアルモンテ外野手も薬物規定違反のためプレーオフ出場禁止の制裁が科されたが、8月31日に36歳のココ・クリスプ外野手をアスレチックからトレードで獲得。

 

そうした補強も功を奏し、走・攻・守のバランスのとれたスモールベースボールで、レッドソックスブルージェイズといった重量打線相手に勝ち上がった。

 

 指揮を執って4年目となるフランコーナ監督は、そうしたチーム状況の中、94勝67敗でア・リーグ中部地区を制覇した。さらに1997年以来となるワールドシリーズ進出を果たした。

 

インディアンス

 

 

 テリー・フランコーナ監督は、「我々はいつも言っていた。もしこのチームで成し遂げることができたら、それはとても特別なものになるだろうと」と家族のように親しいというメンバーでのリーグ制覇に喜びをあらわにした。

 

 インディアンスのクリス・アントネッティ野球編成部門社長は、「我々が目指す究極とまではいかないが、すでに素晴らしいチームになっている」とコメント。そして「見事に仕事をやってくれたよ」と指揮官の手腕を評価していた。