ナショナルリーグ中部地区で優勝を決めているカブスは26日、ピッツバーグで行われたパイレーツ戦に12対2で勝利し、1935年以来、81年ぶりにシーズン100勝(56敗)に到達した。ちなみに1935年当時は100勝54敗だった。
試合は先発カイル・ヘンドリクスが6回を被安打7、無失点無四球の好投で16勝目(8敗)、防御率1.99とし両リーグを通じて唯一の防御率1点台になった。
26歳のヘンドリクスは、メジャーキャリア3年目。防御率はもちろん、勝ち星、イニングス185回、WHIP0.97などほとんどのスタッツでキャリアハイのシーズンを送っている。
19勝4敗でもうすぐ200イニングに到達する同じカブスのジョン・レスターと共にサイ・ヤング賞候補のひとりだ。
オールスターブレイク後は、ヘンドリクスが防御率1.36、左腕レスターが同1.34と驚異のスタッツで81年ぶりのチーム100勝に貢献している。
■ムネリンもヒットで存在感
川﨑宗則選手も元気な姿で存在感をアピールしている。川﨑は途中出場でヒット1本をマーク。
大量11点をリードした7回、2アウト満塁の場面で代打として起用され、低めの変化球をたたきつけ、この当たりをサードがエラー。その間にランナー1人がホームに還った。
川﨑は、このあとセカンドの守備につき、9回に回ってきた第2打席はセンター前にヒットを打ち、2打数1安打だった。