現地20日、東西のエース対決が期待された全米注目のマンデーナイトゲームは、ナショナルズのスティーブン・ストラスバーグが登板を回避。
ドジャースのエース左腕クレイトン・カーショーが7回6安打、無四球、8三振、1失点の好投で、ハーラートップタイの11勝目(1敗)を挙げた。
ドジャースは、ジャスティン・ターナー三塁手が先制の10号ソロを含む2安打、2打点。ジョク・ペダーソン外野手が13号ソロ、コリー・シーガー遊撃手が2安打で4対1の勝利に貢献した。
この日、今季いまだ無敗(10勝0敗)のスティーブン・ストラスバーグ投手が試合直前に背中の張りを訴えて登板を回避したため、カーショー対ストラスバーグの“エース対決”は実現しなかった。
そのストラスバーグの代役として急きょ先発が決まったユスメイロ・ペティット投手は、6回5安打、3失点と好投したが、味方打線がカーショーの前に沈黙。今季初黒星(2勝1敗1セーブ)を喫した。
カーショーはナショナルズの主砲ブライス・ハーパー外野手と3度対決。いずれも空振り三振に仕留めるなど、MVP対決は最強左腕が貫録を見せた。
これで、個人成績は勝利数以外の部門でもERA1.57、WHIP0.67、奪三振141でMLBトップに立っている。
特筆すべきデータは四球が少ないこと。今季15試合に登板して四球を7しか出していない。9/BBは驚異の0.55になっている。
That's 1⃣6⃣2⃣ career saves for @kenleyjansen74!
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2016年6月21日
He now holds the #Dodgers all-time saves record.
👏👏👏👏 pic.twitter.com/sWMQKhmsav
なお、この試合でドジャースのクローザー、ケンリー・ジャンセンが球団新記録となる通算162セーブ(今季20セーブ)を記録した。