熊本地震で被災した藤崎台球場の復旧支援へ寄付
ソフトバンクは松坂大輔投手(35)と摂津正投手(34)が、4月の熊本地震により被災し、復旧に3億6000万円が見込まれる藤崎台県営野球場の支援に合計1300万円の義援金を送ることを発表した。
松坂が1000万円、摂津が300万円を7月1日付で熊本県へ寄付する。同球場は摂津投手が先発投手として初勝利を挙げた球場だという。
◇松坂選手コメント
「今回の震災にあたって、未来の野球を担う子どもたちに対して、何らかの形で支援をしたいと考えていた所、藤崎台県営野球場の被害状況を知り、修復費用の一部になればと義援金を送らせていただきます。熊本県内には、被災しながらも野球を続けている球児も少なくないと聞いています。もうすぐ甲子園も始まりますが、熊本の高校野球にとって象徴的な存在でもある藤崎台球場が、1日も早く修復を終えることができるように願っています」。
◇摂津選手コメント
「藤崎台球場は僕が先発投手として初めて勝利投手になった(11年4月24日、ロッテ戦)。今回の震災で、球場施設に大きな被害がでていると聞いた時から球場復旧のお手伝いができればと考えていました。藤崎台県営野球場の復旧は、球児たちや野球に関わる人々の願いだと思っていますので、早く復旧されることを願います」