MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

田中将大(ヤンキース)が被災地への思いを語る

 

 

 

3.11 田中将大のメッセージ

 

ヤンキース田中将大投手が、東日本大震災から4年が経過した被災地への思いを語った。

 

 

震災を乗り越え、2013年に楽天を日本一に導いたエースは、今後も復興へむけて協力を惜しまない決意を明かした。サンケイスポーツが伝えています。

 

「4年たったわけですけど、まだまだ元通りの暮らしに戻れていない方がたくさんいらっしゃいますし、やはり風化させてはいけない」

 

練習後は、遠く離れた日本、東北に思いをはせた。2011年3月11日から4年が経過。積極的に復興支援に協力してきたが「自分にできることを探していきながら、自分なりに、いろいろと震災については関わっていきたい」と誓った。

 

「(活躍を励みにしているファンがいれば)自分もうれしいし、そういう人たちのためにも、という思いも、もちろんある。プレーで見せていきたい」と力を込めた。熱い思いを胸に、シーズンへ。まずは、有力視される4月6日(同7日)のブルージェイズ戦での開幕投手へむけ、しっかり体調を整えていく。

 

 

田中将大の復興支援活動

 

★被災地訪問 2011年4月に震災後初めて仙台へ戻った際に東松島市の大曲小を訪れ、サインや握手などで激励

 

義援金 11年4月に日本ハムと慈善試合を行い、試合前には日本ハム・斎藤と一つの募金箱を持ってファンに呼びかけた。個人でも11年の沢村賞の賞金300万円を、南三陸町に寄付

 

★支援試合 日本代表のエースとして出場した12年3月10日の復興支援試合、台湾戦(東京ドーム)で2回1失点の熱投。「自分にできることに取り組んでいきたい」と強く語った

 

★炊き出し 12年12月、広島・中村恭と東京電力福島第1原発事故による放射性物質の除去ボランティアを激励。小中学生への野球指導や、炊き出しの手伝いなどで触れ合った

 

 

▽記事参考/引用

 

サンケイスポーツ

http://www.sanspo.com/baseball/news/20150311/mlb15031105020003-n3.html