「マイアミクリニックの薬物スキャンダル」で1年間の出場停止を受けて今季から球界に復帰しているヤンキースのアレックス・ロドリゲスが同地区ライバルのレッドソックス戦でホームランを打ちました。
A-Rod's back. Alex Rodriguez hit his first home run since returning to the #Yankees http://t.co/Rk6B09BV7p pic.twitter.com/B4HgyX93CD
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) 2015, 3月 11
マイアミクリニックの薬物スキャンダルとは?
2013年1月下旬に衝撃が走ったMLB薬物問題。マイアミの地元紙が報じた禁止薬物スキャンダル。フロリダ州コーラルゲーブルズでアンチエージング・クリニックの開業医がMLBのビッグネームにHGH(Human Growth Hormone)を処方した手書きのノートが見つかったという所から事件が発覚した。
マイアミの地元紙がPEDs(Performance - enhancing drugs)に関わる重要な情報としてスクープしました。結果、禁止薬物(HGH)を違法に提供したとして罪に問われていたマイアミのクリニックの元薬剤師、パウロ・ベレジュク被告に2月25日、禁錮1年半の判決が言い渡されました。
ベレジュク被告は同クリニックの元経営者、アンソニー・ボッシュ被告に筋肉増強剤となるステロイドなどの薬物を供給。ベレジュク被告は法廷で「自分のしたことを後悔している」などと謝罪した。クリニックの開業医ボッシュ被告には17日に禁錮4年が言い渡されました。
- HGHは「ヒト成長ホルモン」というドラッグで、これを摂取すれば、疲れを感じなくなり、パフォーマンスを向上させることができるものの、心肺機能に相当負担を強いるという禁止薬物です。
- HGHはPEDs(Performance-enhancingdrugs:パフォーマンス向上薬)の一つです。
ボッシュの患者にはすでに禁止薬物使用で処分済みの
などの他に
A・ロッド内野手(ヤンキース)、ネルソン・クルーズ など総勢20人ほどの名前があるとその地元紙は報じていました。
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