MLB メジャーリーグ物語

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禁止薬物HGHで出場停止明けのA・ロッドがホームラン

 

「マイアミクリニックの薬物スキャンダル」で1年間の出場停止を受けて今季から球界に復帰しているヤンキースアレックス・ロドリゲスが同地区ライバルのレッドソックス戦でホームランを打ちました。

 

 

マイアミクリニックの薬物スキャンダルとは?

 

2013年1月下旬に衝撃が走ったMLB薬物問題。マイアミの地元紙が報じた禁止薬物スキャンダル。フロリダ州コーラルゲーブルズでアンチエージング・クリニックの開業医がMLBのビッグネームにHGH(Human Growth Hormone)を処方した手書きのノートが見つかったという所から事件が発覚した。

 

マイアミの地元紙がPEDs(Performance - enhancing drugs)に関わる重要な情報としてスクープしました。結果、禁止薬物(HGH)を違法に提供したとして罪に問われていたマイアミのクリニックの元薬剤師、パウロ・ベレジュク被告に2月25日、禁錮1年半の判決が言い渡されました。  

 

ベレジュク被告は同クリニックの元経営者、アンソニーボッシュ被告に筋肉増強剤となるステロイドなどの薬物を供給。ベレジュク被告は法廷で「自分のしたことを後悔している」などと謝罪した。クリニックの開業医ボッシュ被告には17日に禁錮4年が言い渡されました。

 

  • HGHは「ヒト成長ホルモン」というドラッグで、これを摂取すれば、疲れを感じなくなり、パフォーマンスを向上させることができるものの、心肺機能に相当負担を強いるという禁止薬物です。
  • HGHPEDs(Performance-enhancingdrugs:パフォーマンス向上薬)の一つです。

 

ボッシュの患者にはすでに禁止薬物使用で処分済みの

  1. バートロ・コロン投手(当時アスレチックス)
  2. メルキー・カブレラ外野手(当時ブルージェイズ
  3. ヤスマニ・グランダル捕手(当時パドレス

などの他に

A・ロッド内野手ヤンキース)、ネルソン・クルーズ など総勢20人ほどの名前があるとその地元紙は報じていました。

 

 

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