MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

MLB最年長バートロ・コローン投手が全30球団から勝利!

 

MLB2017

 

 

44歳の腹の出た中年右腕が30球団から白星を挙げる金字塔を達成した。

 

現役最年長選手であるツインズのバートロ・コローン投手が現地8月20日ダイヤモンドバックス戦で勝利。MLB通算238勝目は全球団からの勝利というメモリアルな1勝になった。これは、史上18人目の快挙だ。

 

MLB.comによれば現役ではカブスの左腕ジョン・ラッキーとナショナルズの右腕マックス・シャーザーに次いで3人目らしい。

 

 

ドミニカ共和国出身で97年にインディアンスでメジャーデビュー。これまで10球団を渡り歩いた。

 

個人的には、アスレチックス時代に同地区のマリナーズイチローと対戦していた時のイメージが強いが、2012年にはMLBの薬物検査でテストステロンの陽性反応が出たため、50試合の出場停止処分を受けた。翌年にもバイオジェネシス・スキャンダルで禁止薬物の購入が発覚したため、ダーティーなイメージが残っている。

 

今季はブレーブスで13試合に先発して防御率8.14と打ち込まれ、7月上旬に解雇されたが、プレイオフに望みをつなぐツインズが契約し、移籍後は7試合の先発で3勝2敗、防御率4.46と往年の球速はなくなったが先発ローテーションの一角を担っている。