6月3日のツインズ戦で史上9人目の通算600本塁打の金字塔を達成したアルバート・プホルス(エンゼルス)が通算609号に到達した。
MLB2017
サミー・ソーサと並ぶ通算609号
37歳のプホルスは、マーリンズのイチローと同じ2001年にカージナルスでデビュー。それ以降、2010年まで打率.300、30本塁打、100打点を10年連続で達成した。
ドミニカ共和国出身のメジャー選手としてマニー・ラミレスの最多打点記録だった通算1831打点を抜き、歴代ドミニカ共和国出身選手の最多打点記録を持っている。
さらに、この609号は、ドミニカ共和国生まれのソーサの本数に並んだことになり、MLB.comによればアメリカ生まれの選手以外では最多の本塁打となった。
.@PujolsFive rips career HR No. 609, tying Sammy Sosa for most by a foreign-born player. pic.twitter.com/rVpwhuu8EI
— MLB (@MLB) 2017年8月19日
通算安打数も2926本で、3000安打まで74本。今季の達成は難しいかもしれないが、達成すれば、これまで「600本塁打&3000安打」を達成したのは、ハンク・アーロン(755本塁打、3771安打)、ウィリー・メイズ(660本塁打、3283安打)、アレックス・ロドリゲス(696本塁打、3115安打)の3人だけだから、彼を入れて4人目という大記録になる。
来年のオールスター前ぐらいには、イチロー、ベルトレイ、プホルスの「3000安打」超えの豪華なマイルストーンが話題になるかもしれない。