ロサンゼルス・ドジャースのエース左腕クレイトン・カーショーが現地17日、球団最長となる6試合連続で10奪三振以上をマーク。今季6勝目(1敗)を挙げた。
カーショーは、序盤に1点を失ったが、5回以降は4イニングを三者凡退に仕留める安定感で、ハイクオリティスタートになる8回1失点。5対1でドジャースが勝利した。
8回を107球(ストライク77球)、被安打4、無四球、11奪三振、1失点に抑えた。ERA1.67、WHIP0.70。
Clayton Kershaw In May (MLB Rank)
— Baseball Tonight (@BBTN) 2016年5月18日
0.82 ERA - 1st
0.58 WHIP - 1st
48.0 K/BB - 1st
4 Wins - 1st
>> Min. 20 IP pic.twitter.com/SrXZfq6eq3
最強左腕は、6試合連続の10奪三振以上で、今季も300奪三振に向かって順調に数字を積み上げている。
奪三振数は両リーグトップの88。BB/9は4位の11.31。奪三振数を四球数で割ったK/BBは驚異の22で断トツのトップ。すべての数字が、制球力や安定感を示している。
MLBでは、好調シカゴ・ホワイトソックスのエース、クリス・セールが開幕から8連勝を続けているのがハーラートップだが、ナ・リーグでは、これも好調シカゴ・カブスのジェーク・アリエタの7勝で、カーショーの6勝はこれに次ぐ2位になっている。
ただ、投手の勝ち星は打線のランサポートや投手自身ではどうにもできない相関性があり、投手を勝ち星だけで評価するのは時代遅れと言える。