先日もお伝えしたが、エンゼルスがジャイアンツからフリーエージェント(FA)となったティム・リンスカム投手とフィジカルチェックも終わり契約に合意した。メジャーリーグ公式サイトが報じている。
契約内容は1年200万ドルで、球団が伝えたところによればインセンティブの170万ドルなどが付く。
Tim Lincecum reportedly passes physical with Angels, deal worth $2.5M. https://t.co/u91OfBDcYK Club hasn't confirmed pic.twitter.com/t5eKIeKpg2
— MLB (@MLB) 2016年5月20日
メジャーキャリア10年目のリンスカムは、2007年から昨年までジャイアンツに在籍し、通算108勝83敗、防御率3.61、WHIP1.268。
2008、09年にサイ・ヤング賞に輝き、ノーヒットノーランを2度(2013、14年)達成している。故障によりメジャーでの登板は昨年の6月27日を最後に遠ざかり、9月3日に股関節の手術を受けている。
エンゼルスは現在、10名が故障者リスト入り。そのうち投手陣にケガが相次いでおり、エース格のギャレット・リチャーズ、アンドリュー・ヒーニーも肘の靭帯部分断裂により復帰のメドが立たない状況。
ほかにC.J.ウィルソンは先日マイナーで45球を投げているが、復帰は6月中旬以降になる。ヒューストン・ストリートも15日間のDL入りしている。
そのため、同球団は先発ローテーションの穴を埋めるべく、11日にアトランタ・ブレーブスとのトレードで右腕ジュリアス・チャシーンを獲得した。