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【MLB移籍情報】T.リンスカムがエンゼルスと契約

先日もお伝えしたが、エンゼルスジャイアンツからフリーエージェント(FA)となったティム・リンスカム投手とフィジカルチェックも終わり契約に合意した。メジャーリーグ公式サイトが報じている。

 

契約内容は1年200万ドルで、球団が伝えたところによればインセンティブの170万ドルなどが付く。

 

 

メジャーキャリア10年目のリンスカムは、2007年から昨年までジャイアンツに在籍し、通算108勝83敗、防御率3.61、WHIP1.268。

 

2008、09年にサイ・ヤング賞に輝き、ノーヒットノーランを2度(2013、14年)達成している。故障によりメジャーでの登板は昨年の6月27日を最後に遠ざかり、9月3日に股関節の手術を受けている。

 

エンゼルスは現在、10名が故障者リスト入り。そのうち投手陣にケガが相次いでおり、エース格のギャレット・リチャーズ、アンドリュー・ヒーニーも肘の靭帯部分断裂により復帰のメドが立たない状況。

 

ほかにC.J.ウィルソンは先日マイナーで45球を投げているが、復帰は6月中旬以降になる。ヒューストン・ストリートも15日間のDL入りしている。

 

そのため、同球団は先発ローテーションの穴を埋めるべく、11日にアトランタ・ブレーブスとのトレードで右腕ジュリアス・チャシーンを獲得した。