MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ナッツのマッド・マックスが11奪三振、Dバックスを粉砕!

ナショナルズマックス・シャーザー投手が4日(日本時間5日)、ホームでのダイヤモンドバックス戦で圧巻の投球を披露した。

 

MLB6位の相手打線を7回2安打、1失点、3四死球、11奪三振の快投で今季4勝目(2敗)を挙げた。シャーザーはこれで40回2/3を投げて防御率2.66、WHIP0.91、被安打率.189、9イニング換算の奪三振数(K/9)は11.29。

 

防御率はNL8位だが、WHIPはNL3位。被安打率NL2位。奪三振数ではNL1位のスタッツをマークしている。

 

 

1試合10三振以上も51試合になり、これは現役メジャーリーガーでは、ドジャースクレイトン・カーショーの52試合に次いで2位の記録になっている。

 

シャーザーがメジャーキャリアをスタートさせたダイヤモンドバックスとは、これまでも相性が良く、通算6試合の先発で5勝0敗、防御率2.41だった。

 

シャーザーといえばリリースポイントの低いサイドスローから繰り出す100マイル近いフォーシームとスライダーが武器。昨年年5月11日のタイガース戦で、9イニングスではケリー・ウッド、ロジャー・クレメンスランディ・ジョンソンに次ぐMLB最多タイ記録となる20奪三振を記録している。

 

昨年は、リーグトップの20勝、284奪三振、228回1/3イニングス、WHIP0.97を記録して、自身3度目(ナ・リーグでは初)の最多勝と初の最多奪三振の2冠を達成。2度目のサイ・ヤング賞を受賞している。