MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ナショナルズのストラスバーグが完封!スタントンの月間19本塁打は明日に持ち越し?

 

MLB2017

 

 

ナショナルズの右腕スティーブン・ストラスバーグが6安打8奪三振、無失点の完封で11勝目を飾った。ナショナルズは4対0で勝利し、4連勝。今季81勝51敗(勝率.614)で優勝マジックを16にした。

 

ストラスバーグは打撃面でも活躍し、5回に先制のホームランを自らのバットで叩き出し、7回にもセンター前ヒットで、この日4打数2安打だった。

 

9回110球(ストライク78)で1四球完封の快投を演じた剛腕は、これで今季23試合の先発で11勝4敗、防御率2.90、WHIP1.07、164奪三振奪三振率(K/9)10.35。

 

 

本塁打も13本しかなく、9イニング換算(HR/9)で0.82。パークファクターがあるので比べるのはかわいそうな気もするが、ヤンキース田中将大の被本塁打29、HR/9の1.77に比べるとこの数字の素晴らしさが分かるはずだ。

 

防御率でNL4位、K/9で同3位、奪三振数で同8位。上にクレイトン・カーショードジャース)とマックス・シャーザー(ナショナルズ)がいるので「サイ・ヤング賞」は厳しいが、どの項目でもトップ10にランクインしている。

 

この好投にさすがのジャンカルロ・スタントンも4打数ノーヒットで、期待されたメジャー月間本塁打記録(29本)の更新はならなかった。(まだ、1試合あるので期待したい)

 

イチローも代打で8回に登場したが、低めのチェンジアップにタイミングが合わず、空振り三振に倒れた。イチローは代打での年間安打数(28本)のメジャー記録更新まで、あと5安打。打率.253。

 

マーリンズは3連敗でワイルドカード(WC)争いでもWC2位と5.5ゲーム差に後退してしまった。