MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

マックス・シャーザーが10奪三振で今季2勝目

 

現地16日(日本時間17日)、敵地オリオールズの本拠地で行われたオりオールズ戦に先発したナショナルズのマックス・シャーザーは、7回を投げ、被安打8、奪三振10、失点5で今季2勝目をマーク。試合は6-5でナショナルズが勝利した。

 

MLB2020

 

 

36歳の右腕はその衰えを感じさせないストレートでキャリア通算3度のサイ・ヤング賞を受賞。2015年には2回ノーヒットノーランを達成しており、2010年代で挙げた161勝、2452奪三振はいずれもMLB全体で単独1位の記録。

 

この日も左打者のフロントドアに鋭く食い込むパワースライダーや右打者へのフロントドアのカットボールなどキレのある多彩な変化球でオリオールズ打線を翻弄。スタットキャストのデータでは、今季はフォーシーム46%、スライダー19.4%、チェンジアップ17%、カーブ9.9%、カットボール7.7%。

 

シャーザーは3本塁打を被弾したが、今季2勝目(1敗)をあげた。防御率3.71、奪三振数39は両リーグで3位。K/9は13.6をマークしている。