MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【DL情報】エースたちに悲報!TEXのハメルズに続いてCLEのクルーバーもDL

メジャーリーグは開幕から1カ月を過ぎてもっとも疲れが溜まってくる時期かもしれない。主力選手たちが続々と故障者リスト(DL)入りしている。

 

テキサス・レンジャーズは、先発左腕コール・ハメルズ投手を右腹斜筋の張りにより10日間の故障者リスト(DL)に登録。クリーブランド・インディアンスもエース右腕コリー・クルーバー投手を腰の張りのため10日間DLに登録した。

 

通常、先発投手は5人でローテする場合が多いが、各チームが長いシーズンで故障や不調により8人から9人、多いチームで10人以上起用する。

 

そのため、ある程度は織り込み済みだが、上の2投手は、ローテの1番手、または2番手のフロントスターターで、よる深刻な状況をチームにもたらすことになる。

 

ハメルズは、先発予定だった2日のヒューストン・アストロズ戦の試合前に右脇腹の違和感を訴え、急きょ登板を回避していた。

 

33歳の左腕は今季ここまで5試合に先発し、2勝0敗、防御率3.03の成績。昨季は15勝5敗、防御率3.32。右のエース、ダルビッシュ有と並ぶ左のエース格だ。

 

31歳のクルバーは、2日のデトロイト・タイガース戦に先発したが腰に違和感を覚えてわずか3イニングで降板していた。

 

インディアンスは2016年のポストシーズンで先発ローテの2番手、3番手のカルロス・カラスコ、ダニー・サラザーが故障で不在だった。その二人は戻ってきたが、ポストシーズンで6試合34回1/3を投げたクルーバーに反動が来た可能性は十分ある。

 

インディアンスのテリー・フランコーナ監督はクルバーについて、1試合の先発回避にとどまれば一番良いシナリオだとしている。

 

レッドソックスナックルボーラーはひざの手術

 

ボストン・レッドソックスからも悲報が届いた。現地4日、先発右腕ティーブン・ライト投手が、左ひざの軟骨の修復手術を受ける予定であることを明かした。これによりライトは今季絶望となる見込みだ。

 

ナックルボーラーの右腕は昨季、13勝6敗、防御率3.33と活躍してオールスターに初選出されたが、今季は5試合の先発登板で1勝3敗、防御率8.25と苦しんでいた。

 

ただ、レッドソックスに関しては、左ひじのケガで開幕から故障者リスト入りしている先発左腕デービッド・プライス投手の調整が順調に進んでいるもようで、デーブ・ドンブロウスキ野球編成部門球団社長も先発ローテーションを再編成する必要はないとの見方を示している。