MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

2018年夏に成立する可能性が高いトレード

MLB公式サイトのリチャード・ジャスティス氏が、この夏のトレード期限前に成立しても不思議ではないトレードを紹介している。

 

 

メジャーリーグ移籍情報

 

その観測的な記事の一部をピックアップして個人的な見解も追加して紹介したい。

 

 

ヤンキースが左腕コール・ハメルズを獲得

 

ヤンキースは、昨年デビューして9勝をマークした若手左腕のジョーダン・モンゴメリーが左肘の靱帯(じんたい)修復手術を受けると発表した。

 

仮に彼がいたとしても先発ローテは開幕前から同リーグのアストロズ、インディアンス、レッドソックスと比べると、とてもポストシーズンを勝ち上がれるメンツではなかった。

 

エリートスターターと言えるのは、セベリーノ(防御率2.20、AL3位)ぐらいで、7勝を挙げているものの田中将大は、一時期の球威が影を潜めている。12試合に先発してクオリティスタート(QS)も5回と安定感がない。防御率も4.79と低迷している。ここで何度も紹介しているが、被本塁打15本もワースト5に入っている。

 

ただ、夏場に強いタイプで、球宴後の勝負のかかった場面での1段階ギアを上げたピッチングは期待できる。

 

昨年、夏に獲得したソニー・グレイはもっと酷い。防御率4.81(AL38位)は、チームによっては5番手か降格ライン。四球が30と多く、BB/9は4.24で最低クラスで、この為、球数がかさみ、これではイニングイーターとしての役割も果たせない。

 

レンジャーズは「売り手」として主力の放出に応じる姿勢で、ハメルズのポストシーズンでの強さ(16試合:防御率3.48)を考えると候補には挙がる。

 

ヤンキースの左腕が、7月に38歳になるCC・サバシア1枚では心許ないからだ。ただし、ハメルズも四球(BB/9は3.38)が多く、被本塁打(15本)も多い。2018年の年俸も1200万ドル程度残る。

 

トレードの場合、交換要員としては、ファーム層に質と層があるヤンキースから、メジャーレベルに近いユスタス・シェフィールド(ヤンキース内 No.3)、アルバート・アブレユ(同 No.4)、フレイサー・ペレス(同No.7)らが候補になる可能性があるという。

 

 

 

アストロズが守護神ザック・ブリットンを獲得

 

攻守のバランスが取れたアストロズだが、ウィークポイントを挙げるとしたらブルペン。特にクローザーが弱い。

 

リチャード・ジャスティス氏の観測では、ザック・ブリットンは右アキレス腱断裂からの復帰途上でリスクはあるが、アストロズが彼を必要とするのは10月なので、アストロズなら無理な起用をせずに調整することができるという。

 

ケルビン・ヘレーラ、ライセル・イグレシアス、ブラッド・ハンドらが市場にはいるが、健康な時のザック・ブリットンに勝る投手はいない。

 

3年間の平均成績は68試合、防御率1.38、WHIP0.909、9イニング換算の奪三振率9.3を記録。

 

アストロズは2017年のトレード期限前に獲得目前にいるとの感触を得ていたが覆された。しかし、今季終了後にブリットンがFAとなるので、今年は応じる可能性がある。

 

アストロズのジェフ・ルノーGMはフォレスト・ウィットリー(P)、カイル・タッカー(OF)、J.B.ブカウスカス(P)の3人はアンタッチャブルとするだろう。

 

そのためオリオールズはロジェリオ・アーメントロス(P)、J.D.デービス(3B)などをターゲットにする可能性があるという。

 

ポストシーズンのレンタル選手への獲得としては、大きい代償だが、ワールドシリーズ連覇の最終ピースだとアストロズは考えるかもしれない。

 

 

 

◇記事参考

 

www.mlb.com

 

https://baseball.information0.com/major-baseball/five-trades-that-make-too-much-sense-not-to-happen/